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一般社団法人 日本歯科理工学会 平成29年度関東地方会夏期セミナー開催される
 8月8日(火),9日(水)の両日,湘南国際村 IPC生産性国際交流センター(神奈川県三浦郡)にて日本歯科理工学会関東地方会が主催する標記セミナーが開催され,同学会会員ら約50名が参加した(主管:神歯大).
 初日にはまず同学会理事長の河合達志氏(愛学大)と,日本歯科保存学会より桃井保子氏(鶴見大)が特別講演を行った.河合氏は「生物の進化と人工知能」と題して,人工知能(AI)の歯科医療への応用について研究している同大歯科理工学講座の取り組みの一環を紹介.AIの学習過程にはフィードバック系を備える点で生物の進化と類似した面があると指摘したほか,応用事例として汎用プログラミング言語であるPythonによって記述した矯正治療の術前後シミュレーションプログラムを披露.将来的にはセファロ分析におけるオートポジショニングのAI化や診断アルゴリズムの実装を目指したいとした.
 続いて「チンパンジーの口腔検査から見えてくるもの」との演題で桃井氏が登壇.ヒトの最近縁種であるチンパンジー15個体の口腔内検査の結果,齲蝕が非常に少なく歯周組織の状態も良好である一方で,ヒトと類似する齲蝕原性細菌と歯周病原因菌を有していたとも報告し,Keyesの齲蝕発生の3因子(宿主・細菌・食物)の観点から考察を加えた.
 その他,初日には長沢悠子氏(明海大),愛知徹也氏(東京都),宇尾基弘氏(医科歯科大)らが,2日目には服部雅之氏(岩手医大),二瓶智太郎氏(神歯大),笠原正彰氏(東歯大),島袋将弥氏(医科歯科大),戸部拓馬氏(昭和大),西山典宏氏(日大松戸)らが登壇し,各校の取り組みや歯科理工学にまつわる知見を供覧した.
 初日のプログラム終了後には会場別室にて懇親会が行われ,一次会,二次会……と“合宿形式”で会員らが親睦を深めた.

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