2016/11/21
2016年11月8日（火），シャングリ・ラ・ホテル東京（東京都千代田区）にて，ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2016の授賞式が行われた（日本歯科医師会主催，株式会社ロッテ協賛）．「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー」とは日本歯科医師会が厚生労働省とともに「8020運動」を積極的に推進し，歯科保健について正しい理解を促進することを目的に「『いい歯で，いい笑顔』を日本中に」というキャッチフレーズのもと開始された．そして，毎年11月8日の“いい歯の日”に，とびきりの笑顔を表彰している．
授賞式は2部門に分かれており，一般からの公募である「スマイルフォトコンテスト」では，全国から5,000通を越える応募があり，見事グランプリに輝いたのは岸本浩加さん（岡山県）の「福笑い」．コンテスト審査委員長の浅井愼平氏は「笑顔が人を和ませ，勇気づける．笑顔が世界中で生まれるように努力していくことが大事であり，このコンテストの意義でもある」と述べた．
グランプリに輝いた「福笑い」（岸本浩加さんとお福ちゃん）
「著名人部門」においては，今年“もっとも笑顔が素敵な”文化人・著名人を日本歯科医師会会員65,000人による投票により選ばれ，表彰される．今年の受賞者はリオオリンピックでもメダルを獲得したウエイトリフティング選手の三宅宏美さんと映画やドラマで活躍中の俳優，松坂桃李さんが受賞．授賞式で「今年の一番のベストスマイルの瞬間は？」という質問に対して，三宅さんは「がけっぷちだったリオオリンピックで，メダルを獲得した瞬間です」と答えた．また，松坂さんは「『娼年』という舞台の千秋楽のときです．やりきった感というか，達成感があるときは自然と笑みがこぼれます」と述べた．最後に「いい歯といい笑顔が，これからも続くよう心から願います」と三宅さんが答え，松坂さんは「これからも，たくさんの人が思わず笑ってしまうような作品をつくれるように精進いたします」と今後の意気込みを述べた．