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「歯型彫刻コンテスト『ほるほる』第17回/日本歯科技工学会関東支部学術大会」開催される
 2016年8月28日(日),東京医科歯科大学(東京都文京区)にて,首都圏歯科技工士会連合会主催の歯型彫刻コンテスト『ほるほる』が開催された.第17回となる本大会には,学生の部59名,有資格者の部70名の計129名が出場し,日頃の練習の成果を競った.また,当日は日本歯科技工学会関東支部の平成28年度学術大会も「歯科技工『手技の実際』」をテーマに同時開催され,コンテスト出場者らが参加した.

 『ほるほる』は,制限時間90分のなか,開始直前に発表される課題部位を15×15×100mmの石膏棒に彫刻する.参考模型や絵図等を見ながら行うことは禁止されており,出場者には,対象歯の解剖学的特徴を正確に把握していることと,それを精密に再現する高い技術力の両方が要求される.今回は下顎左側第一大臼歯が課題として指定された.
会場の様子
 学術大会では,テーブルクリニック「基礎編」と「臨床編」の2題が設けられ,2名の演者による講演とデモが行われた.今回は本学会初の試みとして,ズーム式三眼実体顕微鏡によって演者の手元が演者の目線でモニターに映し出され,参加者は演者のスピーディな手技に熱心に見入っていた.
 「基礎編」では,内藤孝雄氏(五十嵐歯科医院/歯科技工士)が「歯型彫刻から学ぶ歯冠形態修正のポイント」と題して登壇.歯型彫刻を通じて歯の解剖学的特徴を考察することの重要性を説明したうえで,咬合調整,歯のデッサン,ワックスアップを披露した.
 「臨床編」では,「歯型のトリミング・補綴物の研磨・フレーム調整法の実際」をテーマに,保延了氏(保延デンタルスタジオ)が講演した.マージンが明確でない模型をトリミングする際のポイントを動画を用いて解説するとともに,ジルコニアフレームのシンタリング前の形態修正・研磨,フルジルコニアクラウンのシンタリング後の調整を実演した.
デモを行う演者 左:内藤氏,右:保延氏
 学術大会終了後に『ほるほる』の表彰式が行われ,学生の部,有資格者の部ともに,最優秀賞1名,優秀賞2名,奨励賞6名が表彰された.学生の部では,名和竜矢氏(新東京歯科技工士学校)が最優秀賞,大場俊介氏と高橋哲平氏(ともに東北歯科技工専門学校)が優秀賞に,有資格者の部では,安部拓也氏(バンビラボ)が最優秀賞,岡田拓海氏(協和デンタルラボラトリー)と中野秀俊氏((株)ケイテックス)が優秀賞に輝いた.
受賞者の集合写真
受賞者の作品(学生の部)
受賞者の作品(有資格者の部)
 本大会の入賞作は,来年1月に開催のモリタ歯科技工フォーラム2017でも展示される予定である.

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