2015/11/11
2015年11月8日に，標記の会がベルサール汐留（東京都中央区）にて開催された．主催は今年創業40周年を迎えた株式会社白鵬で，2011年，2012年に続く開催となった．歯科医師をはじめとしたおよそ1500名の歯科関係者が参加した．
B1Fホールで行われた歯科医師セッションでは，株式会社白鵬 会長 原 英達氏の開会挨拶の後，Zimmer Biomet社 上席副社長 歯科部門ゼネラルマネージャー Mr.David Josza氏，アジア環太平洋地域 ゼネラルマネージャー Mr.Daniel Guthrie氏が登壇し，挨拶と株式会社白鵬の40周年への祝辞が述べられた．
その後は「Zimmer Dentalがもたらすインプラントの新しい選択基準」というテーマのもと，林 揚春氏（優ビル歯科医院 院長），武田孝之氏（武田歯科医院 院長），申基喆氏（明海大学歯学部教授），菅原明喜氏（菅原歯科 院長）による講演が行われた．
HAインプラント，チタンインプラントそれぞれの特徴を理解し，患者の負担軽減という観点で使い分けをする必要があること，インプラントの清掃性を高めることが周囲炎の発生を抑えることになり，永続性を高める結果につながること，抜歯即時埋入を行う際のさまざまな手法や外科的侵襲の少ないインプラント治療の症例，HAインプラントの骨結合性が発現するメカニズムなどが提示された．
講演の後は会場を2Fに移し，株式会社白鵬創業40周年記念祝宴が行われ，40周年を祝う鏡開きが行われた．また，祝辞では山﨑長郎氏（原宿デンタルオフィス 院長）や俳優 岩城滉一氏が登場し，会場を沸かせた．今後の白鵬の動向に注目したい．