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ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2015 授賞式
 2015年11月9日(月),グランドハイアット東京(東京都港区)において,標記の賞の授賞式が行われた.
 「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー」は「8020運動」推進の一環として公益社団法人日本歯科医師会主催のもと毎年開催されているもので,本年で22回目となった.全国から笑顔の写真を募集し,審査により受賞作品を決める「スマイルフォトコンテスト」と,日本歯科医師会の会員の投票によって決められその年に最も笑顔が輝いている文化人・著名人をきめる「著名人部門」に分けられ,毎年11月8日の「いい歯の日」に発表される(本年は8日が日曜日のため,9日に授賞式となった).
 
 冒頭,日本歯科医師会会長の山科 透氏が挨拶に立ち,「人が生きていくうえで,歯を食いしばっている姿にも価値はあると思うが,やはり,笑顔が溢れる暖かみのある社会に生きていきたい.次の社会を笑顔で満たしていきたい」述べた.
 一般からの公募である「スマイルフォトコンテスト」には6325通の応募があり,本年は宮沢千春氏(長野県)の『歓喜』がグランプリに輝き,そのほか受賞の7作品も紹介された.コンテスト審査委員長の写真家・浅井愼平氏は「6325通の笑顔の写真の後ろにはそれぞれに物語がある.そのなかから選ぶのは大変だったが,こうした笑顔について考えるきっかけとなるものであった」と選考の様子を話した.
スマイルフォトコンテスト受章者(前列中央がグランプリの宮沢氏)
受賞作の『歓喜』
 「著名人部門」では女優の土屋太鳳氏,プロテニスプレイヤーの松岡修造氏がそれぞれ受賞した.授賞式で「今年の自信のベストスマイルの瞬間は?」という質問に対し,松岡氏は「フィギュアスケートの浅田真央さんが北京のグランプリシリーズで復活したとき,その自分に挑戦する姿に打たれた瞬間」と述べ,土屋氏は「地方ロケなどの際,地元の方々がとても良い笑顔でほほえみかけてくれて,そうしたときに自分も笑顔になれた」と話した.
女優の土屋氏
プロテニスプレーヤーの松岡氏
 また,「口のケアで気をつけていることは?」という質問に対し,松岡氏は「子どものころ,自分は歯磨きが雑であり,スポーツをするときに噛み締めがうまくできなかった.虫歯がなければ自分はもっとテニスで上に行けたと思う.いまではしっかりとケアをしているし,歯を磨くことは習慣となって,自分をリセットして気分を入れ替えるきっかけとなっている」と話し,土屋氏は「子どものころから虫歯になったことはなかったが,歯ブラシで歯ぐきをマッサージするなどしている.また,自分の座右の銘は『ごはんをよく噛む』としているが,撮影や移動など忙しいときにご飯をよく噛むと元気が出て乗り切れる」というエピソードを披露.
二人のトークは軽快に進んだ
 笑顔の人がいると自分も笑顔になれるなど,笑顔が広がっていくという話題になった際,松岡氏が,

スマイルすると周りが変わる,自分が変わる
だから君もベストスマイル!

と力強く述べ,会場を沸かせた.
力強い松岡氏

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