2014年11月7日(金),マンダリンオリエンタル東京(東京都中央区)にて,標記の賞の授賞式が行われた.
「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー」は「8020運動」推進の一環として公益社団法人日本歯科医師会主催のもと毎年開催されているもので,本年で21回目となった.全国から笑顔の写真を募集し,審査により受賞作品を決める「スマイルフォトコンテスト」と,日本歯科医師会の会員の投票によって決められその年に最も笑顔が輝いている文化人・著名人をきめる「著名人部門」に分けられ,毎年11月8日の「いい歯の日」に発表される(本年は8日が土曜日のため,7日に授賞式となった).
冒頭,日本歯科医師会会長の大久保満男氏が挨拶に立ち,「日ごろ,私たちは心の底から笑う場面はそれほど多くないが,そうした場面に立ち会えると心が洗われる気分になる.歯科医師として嬉しいのは,高齢の患者さんに総義歯を入れると自然に笑顔になる瞬間だ.口腔の健康と笑顔を支えるのが,歯科医師の役割」と話した.
日本歯科医師会会長の大久保満男氏(左)とスマイルフォトコンテストグランプリ受賞者の石上 遼さん(右),受賞作品の『幼子のようで』(後ろ)
「スマイルフォトコンテスト」には,本年4,639通の応募があり,グランプリには石上 遼さん(神奈川県)の『幼子のようで』が選ばれ,受賞作品としてその他7作品が発表された.審査委員長の写真家・浅井愼平氏は「笑顔の裏には人間のドラマ,悩んだり楽しんだりという物語がある.大変な時代である現代において笑顔が示されるのは,すばらしいことであると思う」と評した.
「著名人部門」では橋本環奈さん(Rev. from DVL)と坂上 忍さんが受賞し,登壇.授賞式のあと,「今年のベストスマイルの瞬間は?」と問われると,坂上さんは「自分はテレビ番組出演の際には台本を見ないので,面白い瞬間には心から笑っている」,橋本さんは「ライブではいつも笑顔になれる.ベストスマイルを目指して頑張っています」と答えた.
著名人部門受賞の橋本環奈さん
坂上 忍さん
また,「歯について気をつけていることは?」という質問には,坂上さんは「18歳の頃からお世話になっている歯科医師がいる.歯のことでなにかあったらすぐに相談できる」と話し,橋本さんは「食べたあとには歯を磨くし,人前に出るときにも歯を磨くようにしています」と答えた.
日本歯科医師会のイメージキャラクタ-「よ坊さん」と写る著名人部門受賞者の二人
ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2014のスマイルフォトコンテストと著名人部門受賞者が揃って