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「クラウド・ジーバー 来日記念講演会」開催される

 113日(日),都市センターホテル(東京都千代田区)にて標記講演会が開催された(主催:SJCDインターナショナル).演者には写真家としても活躍する歯科技工士のクラウド・ジーバー氏(スイス・バーゼル/atelier claude sieber)のほか,山本尚吾氏(東京都新宿区/B e R),大河雅之氏(東京都渋谷区/代官山アドレス歯科),山﨑長郎氏(東京都渋谷区/原宿デンタルオフィス)が登壇し,非会員も含め歯科医師,歯科技工士ら約200名が参加した.

 

 まず山本氏が「Facially Generated Esthetic Treatment Planning」との演題で登壇し,生体との適合性に関わる要素としてBiologic width(生物学的幅径),Biologic surface(表面性状),Biologic form(形態)の3点を挙げ,その重要性を詳説した.特にBiologic widthについては毛細血管の形態が見えるほどの鮮明なマクロ写真を基に,補綴物と生体との良好な適合状態が歯肉形態の回復,ひいては長期的な予後につながることを示した.(後略)

 

 続いて大河氏が「Minimally Invasive Interventions for Esthetic Dentistry」との題で講演を行った.大河氏は天然歯をできるだけ保存することを意識したMinimally Invasive Interventions(最小限の侵襲治療)をコンセプトにした治療を行っているとして,(中略)アプローチの基準となる項目を列挙するとともに,矯正や歯周病などの各種専門医とともに1症例に取り組むInterdisciplinary Approachの重要性についても強調した.

 

 ジーバー氏は「art & experience」と題して,天然歯の持つ性質とそれを視覚化するための写真の撮影方法について言及した.前半では天然歯の層構造について氏の撮影した写真を供覧しながら「エナメル質より象牙質のほうが高い蛍光性を有するため,オパール効果を持つ材料は内部に用いるほうがよい」「歯の特徴を撮影するときには彩度にも影響するトランスルーセントが読みとれるようにする」といったポイントを示した.(後略)

 

 「Clinical Guidelines for Managing Complex Restoration Patient」とのテーマで登壇した山﨑氏は,審美性の要件や水平的・垂直的な歯冠長の長さの目安などの分類に基づく,自身の提唱する審美補綴治療のガイドラインを紹介.フルラミネートベニア(全部被覆冠)にて対応した症例などを提示しながら,初診時口腔内の状態,患者の治療歴,必要な介入の程度などを踏まえたInterdisciplinary Approachを実践するための判断基準を解説した.(後略)

 

web.bmp 

 

※講演の詳細については,月刊『歯科技工』2014年1月号のRecord記事にて報告します.

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