9月8日(日),東京国際フォーラム(東京都千代田区)にて標記例会が「日常臨床におけるハイジニストの役割」をテーマに開催された(顧問:寺西邦彦氏・東京都開業,会長:野寺義典氏・東京都開業).
まず山口幸子氏(東京都・歯科衛生士)より,第2回例会の企画趣旨と歯科衛生士臨床についての概説がなされた後,基調講演の演者である鈴木朋湖氏(大阪府・歯科衛生士)が「日常臨床における歯科衛生士の役割」と題して登壇.鈴木氏は,歯周組織診査からTBI,インストゥルメンテーション,メインテナンスといったまさに歯科衛生士が担う部分について,症例を交えてポイントを解説した.患者が行う縁上のプラークコントロールでは,いかに継続してもらえるかが大切であり,患者の生活リズムに合わせて患者ができることを提案していくことが重要であるとした.そのほか,インプラントのメインテナンスなど内容は多岐にわたり,聴講した歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士が熱心に聞き入っていた.
その後,瀬端亜梨紗氏,下川喜美枝氏,鈴木温子氏の3名の歯科衛生士によるケースプレゼンテーションが行われた.