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GC友の会学術講演会「『歯周ポケット6mm!』を基本治療できっちり治す」開催される

 7月29日(日),東京国際フォーラム(東京都千代田区)にて,GC友の会学術講演会「『歯周ポケット6mm!』を基本治療できっちり治す」が1,200名の聴衆を集め開催された.

 本講演会では,一般的に歯周外科治療,再生療法等の対象とされる「歯周ポケット6mm」の状態は多くの場合,徹底した歯周基本治療で改善すること,そしてそれが患者さんの一生を考えた歯周治療のあるべき姿であることが,3名の演者により展開された.

 谷口威夫氏(長野県開業・谷口歯科医院)は,SRP後,感染さえコントロールできれば,長い上皮性付着は結合組織性付着に置き換わり安定した治癒が望めることを,1970年代から一貫して取り組まれてきた実践の経過から報告された.
 また,牧野 明氏(富山県開業・まきの歯科医院)は,歯周基本治療の実際の進め方について豊富な症例報告から解説.特にブラッシングの徹底とルートプレーニング開始のタイミングがポイントとなることと,患者さんの治療に対するモチベーションを向上させることは,歯科衛生士に限らず歯科医師の大切な役目となることを強調した.
 山岸貴美恵氏(長野県・谷口歯科医院/歯科衛生士)は,確実で効果的,かつ患者さんにダメージの少ないルートプレーニングの押さえどころを解説された.

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