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「第5回 海外情報セミナー(旧・海外就職セミナー)」開催される

 

 728日(土),29日(日)の両日,株式会社白鵬 東京研修センター(東京都千代田区)にて標記セミナーが開催され,総勢214名(初日:101名,2日目:113名)の歯科技工士が参加した.本会は,横田浩史氏(カナダ・ビクトリア/Signature Dental Lab)や榎本博之氏(早稲田歯科技工トレーニングセンター)らが中心となり,海外就職を希望する歯科技工士養成校および研修科の学生や,若手歯科技工士への適切な情報提供を目的に2008年より開催されている.5回目の今回からは,就職のみにこだわらず,参加者が日本も含めて世界中で活躍できる広い視野を身に付けられるセミナーとするために「海外情報セミナー」と改称された.以下,臨床技工に関連した講演が行われた2日目のプログラムから一部を報告する.

 

 

  海外情報セミナー 042新.jpg

 

 

CAD/CAM 新時代の3Dシステム」

榎本博之氏

渡邊真吾氏(早稲田歯科技工トレーニングセンター)

 榎本氏は「オープンシステム化」(データ形式を国際規格のSTLデータにして,他社製品と互換性を持たせること)が日本でも浸透しつつあり,これが普及すれば歯科技工士が工程ごとに使用するCAD/CAMを各製品の性能や特徴に合わせて選択できるようになると述べた(後略)

 

「デジタル画像 シェードテイクをしない色合わせ法」

野々宮秀人氏(愛媛県伊予郡/架工堂)

 野々宮氏は,歯科技工士が自らシェードテイキングを行う欠点として,「記憶色」(被写体を見たときに記憶する色調.人間の記憶は被写体をより鮮やかに記憶する傾向がある)と「期待色」(写真や印刷において「こういう色に仕上がってほしい」と期待する色調)の影響によって,目視して観察した口腔内と,記録用に撮影したデジタル画像を介しての口腔内との間にギャップが生まれてしまうことを挙げた.そこで氏は自らシェードテイキングをすることを辞めて,歯科医師から送られてきたシェードテイキング画像を正確に読み取る技術の習得に励むようになったといい,現在の取り組みを紹介した.(後略)

 

「プレスセラミックス & 3回焼成ステイン法」

横田浩史氏

 横田氏は,『IPS e.maxプレス』(以下,e.maxプレス.Ivoclar Vivadent)にステイン材を塗布して色調やキャラクタライズを再現した上に,『Initial IQ Luster Pastes』(ジーシー)を築盛して完成する「3回焼成ステイン法」の手順について詳説した.この中で氏は,「ステイン法では口腔内での調整量によって色調が失われる恐れがあるため,診断用ワックスアップの時点で歯冠外形,バランス,咬合,機能性などについて歯科医師と十分に話し合っておく」ことなどをポイントに挙げた.(後略)

 

 

海外情報セミナー dent2新.jpg 

 

※本催事の詳細は,『歯科技工』9月号のRecord欄および後続号のCONGRESS & MEETING REPORT欄に掲載します.

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