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「Nobel Biocare Symposium 2012(東京会場)」開催される

 

716日(月・祝),東京ミッドタウン ホール&カンファレンス(東京都港区)にて「Prospective of Dental Implant Treatment Based on Science and Long Term Clinical Results――基礎研究と長期臨床予後からインプラント治療の未来を考える――」をテーマにした標記シンポジウムが開催され,総勢1,000名以上の歯科医療従事者が参加した〔主催:ノーベル・バイオケア・ジャパン(東京都港区.以下,同社)〕.

インプラント治療は1965年に世界で初めて臨床応用されて以来,さまざまな技術革新を経て,多くの患者のQOLQuality of Life;生活の質)の向上に寄与してきた.しかし一方で,医療の原点である「安全で確実な治療を患者に提供する」という観点からその治療の是非が再度問われ始めていることも事実であり,今後はインプラント治療について,より一層の検討・検証が必要となっている.

そこで本シンポジウムは,上記の現状を踏まえたうえで長期予後を見据えた治療の重要性およびインプラント治療における基礎知識への理解を促すことを目的に大阪〔520日(日).参加者総数600名〕と東京で開催され,後者では全参加者対象の講演5題,歯科技工士・歯科衛生士対象の講演各2題のほか職種ごとのワークショップおよびハンズオンなども行われた.

以下,本稿では東京会場での歯科技工士向けのプログラムを中心に報告する.

 

 

ノーベルシンポジウム 103.jpg

 

 

「無歯顎症例へのCAD/CAMテクノロジーの応用」

中島清史氏(茨城県日立市/KNデンタルラボラトリー)

 中島氏はインプラントオーバーデンチャー(以下,IOD)製作における技工操作上のポイントを工程ごとに供覧した.なかでも十分に診査・診断を行うことの重要性を強調し,そのためには,概形印象の工程で歯科医師に解剖学的ランドマークを正確に採得してもらい,規格模型(患者固有のカンペル平面と模型基底面が平行になるように調整した模型)から,咬合平面の設定位置(仮想咬合平面),顎堤条件(現時点での残存歯の状況),顎位・歯の植立位置(トゥースポジション),咬合関係,を読み取れるようにしなくてはならないとした.(後略)

 

「補綴物の形態が与える影響」

上林 健氏(横浜市青葉区/ナチュラルセラミック)

小濱忠一氏(福島県いわき市/小濱歯科医院)

 上林氏と小濱氏は冒頭,インプラント上部構造の破折を防止する方法として「陶材の厚みを3mm以下にする」「咬頭に少し丸みを持たせる」「咬合接触点を中心に集める」「遠心にジルコニアを露出させる(最後臼歯部の場合)」ことを示し,両氏の持つ長期症例からその手法の有用性を証明した.(後略)

 

NobelProceraシステムダブルスキャニング・ブリッジのご紹介

坂井秀司氏(NBJ

 坂井氏は『NobelProcera ダブルスキャニング・ブリッジ』(NBJ)を臨床応用する際の注意点として,ブロック機能を用いてCAD設計した補綴物がブロック内に収まっているかどうかを確認すること,マージン部がショートするのを防ぐためにCAD設計時にはシャープなマージンを設定しないことなどをデモンストレーションを通じて示した.(後略)

 

 

※本稿の詳細は,『歯科技工』後続号のRecord欄にて掲載します.

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