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「だいさん会特別講演会」開催される

321日(水),山本貴金属地金株式会社セミナールーム(東京都千代田区)にて標記講演会が開催された.

 

 だいさん会とは,日常臨床で生じる疑問の解消や技術の向上などを目的に活動している歯科技工士のスタディグループで,毎月の例会のほかに年1回,外部から講師を招いて特別講演会を開催している.

 

 今回は伊原啓祐氏(鶴見大学歯学部歯科技工研修科)を招聘し,「天然歯から学ぶ~天然歯形態再現の要点~ 臼歯編/私の内部ステインテクニック ~計測は経験を越える~」の2題で講演が行われ,非会員を含む約60名が参加した.

 

①aだいさん会.jpg

 

 

 前半の「天然歯から学ぶ ~天然歯形態再現の要点~臼歯編」の中で伊原氏は,天然歯の歯種ごとに歯冠形態に一定の法則があることを説明し,その法則を理解し表現することが天然歯の形態再現への近道であると述べた.また歯科技工士養成校や卒後研修機関の学生が多く参加していたことから,カービングのポイントとして最大豊隆部,各咬頭のバランス(窩や裂溝の位置に影響される),咬頭頂の位置に着目するようにアドバイスした.

 

 後半の「私の内部ステインテクニック ~計測は経験を越える~」では,同手法の特徴として焼成前にあらかじめ色調を予測できる点を挙げ,シェードマッチングに必要な3要素として,①適切な写真を取る技術,②スライドを読み取る技術,③スライドから読み取った情報を再現する技術,の3つを提示した.②では特に明度,彩度,切縁の透明感を読み取る必要があるといい,③については,「適切な下地(象牙質・エナメル質)の製作」「適切なラスターポーセレンの厚みの確保」「内部ステインが適切かどうかの判断」が不可欠で,その達成のためには各層ごとに厚みを計測して築盛するのが有効だとした.

 

※本講演会の詳細は後続号のCongress & Meeting Report欄に掲載します.

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