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「第2回 かたつむり横浜講演会」開催される

 

 109日(日),横浜歯科臨床座談会ホール(横浜市中区)にて,「今再考するGerber理論・テクニックの有効性―シリーズを終えての次なるステージへ―」をテーマに標記講演会が開催された.

 かたつむり講演会とは,堤 嵩詞氏(兵庫県芦屋市/PTDLABO)が後進の育成を目的に設立した勉強会である.2回目の講演会となる今回は,月刊『歯科技工』第39巻 第1号(2011年1月号)からスタートしたシリーズ企画「いま再考する Gerber理論・テクニックの有効性」(執筆・監修:堤氏)の総まとめという位置づけで開催され,堤氏からGerber Methodの解説がなされたほか,本連載の中でケースプレゼンテーションを行った5氏による講演が行われ,歯科医師22名,歯科技工士55名の計77名が参加した.

 

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 「ラボサイドワークで最も大切にしているGerber Method」をテーマにした堤氏の講演では「総義歯症例において『咀嚼能力』『顎堤』『顎関節』など口腔内すべての健康を確保するためには咬合の安定が最も重要である」というGerber理論の概要が説明され,そこから堤氏は義歯に安定をもたらす「維持」「把持」「支持」の中でも補綴物に加わる咬合圧や咀嚼圧を支える「支持」が最も重要になると説き,「義歯の上下の動きに対して支持が機能することで安定しているのか判断しにくくなるため吸着を必要以上に求めないこと」「義歯が脱離する要因を全て除外するために口唇と頬を手で受動的に動かして頬小帯の印象まで採ること」が支持を十分に作用させるためのポイントだと語った.

 

 また安定した咬合関係を得るためには下顎運動を咬合器上で正確に再現する必要があるとし,そのためには顎関節の構造やその運動のメカニズムを熟知しなくてはならないことから,写生や造形をするなどして常に観察や考察を進める姿勢が重要であると語り,堤氏自身もシェーデル(乾燥骨)を用いて研究していると話した.(後略)

 

 

※このほかの講演を含む本講演会の詳細については,月刊『歯科技工』12月号のRecord欄および後続号のCongress & Meeting Report欄にて詳報します.

 

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