4月1日(金),日本歯科技工士会館(東京都新宿区)にて,社団法人日本歯科技工士会の新執行部メンバーが会見した.古橋会長は「公益法人への移行や歯科技工士統一国家試験の実現などを進めていきたい」との抱負を語ったうえで,3月11日(金)の代議員会で否決された平成23年度事業計画については「6月の第3週の成立を目指す」意向を示した.6月までの約3カ月の運営については「暫定予算を組んで対応する」見通し.
同日は東北地方太平洋沖地震災害対策本部の第2回会合も開かれた.当日の時点では「会員でお亡くなりになられた方の情報はないものの,数名の方の行方がわかっていない」模様.今後も各県技をとおして状況の把握に努めるという.なお,被災地の会員の平成23年度分の会費は減免される.

▲写真/会見する役員各氏.左から,時見高志常務理事(日本歯科技工士連盟理事長),平尾 豊常務理事,大西清支専務理事,古橋博美会長,杉岡範明副会長,伊集院正俊副会長,吉田比呂志副会長
※本会見については月刊『歯科技工』5月号誌上にてRecord記事を掲載します.