2月19日（土），ホテルオークラ東京（港区）において標記祝賀会が開催された（代表発起人；宮崎隆昭和大学歯学部長，発起人；岡野友宏昭和大学歯科病院長，飯島裕之昭和大学歯学部同窓会長，上條竜太郎昭和大学歯学部教授）．
須田立雄昭和大学名誉教授（日本学士院会員，埼玉医科大学客員教授）は活性型ビタミンDの構造決定やスペースシャトル「エンデバー号」内における実験など，歯科分野に限らないテーマで日本の生命科学を牽引し，現在は日本学士院会員として学士院賞の選定などに携わっている．また，昭和大学における長年の教育活動や歯学部長などの要職歴任も含め，これまでの功労に対して平成22年秋の叙勲において授与されたものである．
開会の辞，発起人挨拶ののち，小口勝司昭和大学理事長，片桐敬昭和大学学長，江藤一洋日本歯科医学会会長，大山喬史東京医科歯科大学学長から祝辞が述べられた．そして来賓および須田名誉教授ご夫妻による鏡開きがなされ，西村誠東京医科歯科大学歯科同窓会会長による乾杯が行われた．
その後，小澤英浩新潟大学名誉教授・元松本歯科大学学長，南雲正男昭和大学名誉教授による祝辞が述べられ，花束贈呈ののち，須田名誉教授から挨拶が行われた．
瑞宝重光賞は宮中において内閣総理大臣から伝達される格式をもつものであり，歯科界にとっても名誉な叙勲に対し，昭和大学をあげての祝賀会開催となった．