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スリーエムヘルスケア株式会社が歯科診療における新たなデジタルワークフローを提案

  11月17日(水),スリーエムヘルスケア株式会社のプレスカンファレンス/内覧会が同社の本社ビル(東京都世田谷区)にて開催された.

  Jesse G. Singh社長の冒頭挨拶のあと,石川憲一専務より,同社の具体的な歯科事業戦略と新たに本社内に開設されたデンタルエデュケーションセンターの概説があった.

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  事業戦略としては,オーラルケアビジネスにおいて常にイノベーションを継続していくメーカーとして,歯科臨床のなかにデジタルワークフローを導入する提案が強調された. そのなかで特に注目されるのが,2011年秋にリリース予定の口腔内デジタル印象システム「Lava Chairside Oral Scanner:C.O.S.」.3つのカメラと192個の青色LEDを備えたワンド部で口腔内をスキャンし,3Dデータポイントにより忠実に口腔内の情報をデジタル化する.スキャンした歯牙は50倍まで拡大可能,またタッチパネル操作であらゆる角度から観察することができる.

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  デンタルエデュケーションセンターは,このC.O.S.をはじめ,スリーエムヘルスケア社製品のほぼすべてを実際に手に触れてみることが可能.また,講演やハンズオンセミナーにも活用できるスペースを有し,歯科診療に関する最新情報の発信基地としての機能を備える.

 オーラルケアビジネス戦略のなかで,特に自由診療のデジタル印象市場において5年で50億円(50%のシェア)の目標を掲げるスリーエムヘルスケア社の今後の展開が期待される.

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