10月1日(金),UDXカンファレンス(東京都千代田区)において,株式会社ナカニシが販売代理店,ディーラー,プレス関係者等を集め,新製品発表会を開催した.

当日紹介されたのは以下の6点.
① ENDO-MATE TC2(10月1日リリース):NiTiファイルのデメリットといわれる突然の破折を防ぐべく,トルクリミッターとアラート音を付与したエンド用ハンドピース.プログラミング機能により複数ファイル使用にも対応可能.
② S-Max PICO(11月22日リリース):世界最小サイズのミニヘッドを有するタービン.マイクロスコープ,ルーペ等使用時の拡大視野下での処置に有効性を発揮する.
③ iSD900(9月1日リリース):インプラント埋入後のセンタースクリューやアバットメント着脱に便利なコードレスドライバー.片手で扱えるため視野確保に有利.
④ Varios970(11月1日リリース):好評の前機種750を改良しパワーアップと注水量の絞り込みを可能にした歯面清掃用超音波ハンドピース.2ボトル搭載により交換などの手間も軽減.
⑤ Varios370(11月1日リリース):970のコンパクトタイプ.テーブルタイプの機種を設置できないケースなどでアドバンテージあり.専用ホルダーにより,設置場所のバリエーションも向上.
⑥ Prophy-Mate NEO(10月21日リリース):前機種Prophy-Mateをパワーと持続性の点でブラッシュアップし「最強」と「最軽量」を同時に実現した歯面清掃用ハンドピース.ノズルチップ形状を細長くしたことで臼歯部アクセスも向上.


上記各機種の説明後,実機によるデモンストレーションも行われ,参加者は各自新製品を実際に手にとって確認した.市場競争力の高い新製品のリリースラッシュにより,今後のナカニシの動向が期待される.