2010年1月8日（金），ホテルグランドパレス（東京都千代田区）にて，標記賀詞交歓会が300名強の参加者を集めて開催された．
本会は，日本歯科器械工業協同組合，日本歯科材料工業協同組合，日本歯科用品卸商業組合，日本歯科用品輸入協会，日本歯科用品商協同組合連合会，日本歯科薬品協議会，日本歯材同友会，日本歯科コンピュータ協会等から組織される団体．
中尾眞会長による挨拶では，歯科界の景気は「小雨」が継続するが，診療報酬における32年振りの医科を上回る改定率「2.09％」と，民主党政権による歯科医療への高い評価が明るい材料であると言及．また会員の各企業に対して，厚生労働省の「新医療機器・医療技術産業ビジョン」の歯科の項目の具現化，デフレ回避へ向けた取り組み，５年目を迎える改正薬事法への遅滞なき対応，広告ガイドラインの遵守，東アジアへ向けた外需拡大への取り組み等の要請があった．
来賓挨拶では，島田智哉子参議院議員（民主党・歯科医師）石井みどり参議院議員（自民党・歯科医師），水野智彦衆議院議員（民主党・歯科医師）池田千絵子氏（厚生労働省医政局経済課 医療機器政策室室長），近藤勝洪副会長（日本歯科医師会），中西茂昭会長（日本歯科技工士会）金沢紀子会長（日本歯科衛生士会）が登壇し，年頭所感を述べた．
挨拶を述べる中尾眞会長