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「NEXT! 次世代の歯科技工士を育成する」開催される

 10月4日(日)鶴見大学会館メインホールにて標記講演会が開催され,「審美補綴を成功に導くための,歯科医師と歯科技工士のチームプレー」をテーマに冠した6講演を約150名の歯科技工士,歯科医師らが聴講した.

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 当日は,日本歯科審美学会(以下,審美学会)の歯科技工認定士である西村好美氏(大阪府茨木市/デンタルクリエーションアート)が「審美歯科の臨床」,石川功和氏(東京都港区/I.A.C.)が「前歯部形態を考慮した配列術」,小田中康裕氏(東京都世田谷区/バーレン)が「私の考える審美補綴(審美と咬合)」の演目で講演し,歯科技工士養成校の学生らを含む若い歯科技工士にも理解しやすい語り口で,審美歯科治療に従事する歯科技工士にとって必要な技術と知識を提示した.また,審美学会歯科技工士部門が選定した若手の歯科技工士3氏:菅原史朗氏(岩手県/ふじの歯科医院;「Frame designの重要性」),江本朋弘氏(日本歯科大学附属病院歯科技工士室;「審美的な比率を用いた歯冠修復物の製作」),五十嵐 智氏(埼玉県/プライム・テクノロジー・スタジオ;「補綴装置の形態が与える歯肉への影響~その判断基準と新たな模型調整法の考案~」)も発表の場を得て,それぞれ自身の日頃の臨床技工をベースに,工夫を凝らしたプレゼンテーションを披露した.
 本講演会は審美学会歯科技工士部門が次世代の歯科技工士を育成することを主目的に,若い歯科技工士にアカデミズムの世界における学術研鑽の明瞭な道筋を提示することを狙った企画の第一弾で,今後も全国各地で同様の講演会を展開することを検討している.

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