Ishiyaku Dent Web

歯科医師・歯科技工士・歯科衛生士のポータルサイト

日本歯科医師連盟第104回評議員会開催される

 3月19日(木),歯科医師会館(東京都千代田区)にて標記会が開催された(会長:永山一行氏).
2009nisshiren1.jpg

 行われた質疑の中で,海外技工物の問題について渡邉敏弘理事長は由々しき問題であるとし,日歯と協議しながら効果的な政治活動を行う必要性を強調した.また,永山会長は自身の見解としながら,歯科に対する理解度は民主党よりも自民党の方が依然として高く,政権に変化があっても支持がぶれないことが日歯連の考え方を国民から理解してもらえる手段なのではないかと述べた.
 最も議論に時間が割かれたのは参議院議員選挙比例代表の職域候補の選定についてであり,今後の方向性など,さまざまな意見や要望が出された.
 議案は全8号出され,第1~7号議案が賛成多数で可決された後,第8号議案「次期役員の選出」に入った.永山現会長の任期満了に伴う次期役員選挙には,会長候補に堤直文日歯副会長(熊本県),監事候補に中野健一郎日歯連理事(静岡県),竹内昌司日歯連常任幹事(茨城県),松本常男日歯連評議員(群馬県)が立候補しているが,定数内であったため次期役員として承認された.次期会長となった堤氏は,当面の問題として参議院議員選挙候補の選任があり,早急に臨時評議員会を開いて意見の統一をはかりたいと方針を表明した.
2009nisshiren2.jpg

 評議員会後の記者会見において,永山会長は3年間の任期を振り返り,連盟自体を会員にとって身近なもの,役立つものとして感じていただくための努力をしてきた.厳しい中であったが石井みどり議員が当選し,診療報酬も上げることができたという成果があったが,次期参議院議員選挙の候補者を決められなかったことは残念であると述べた.
2009nisshiren3.jpg

■他のニュース記事をさがす

日付から記事をさがす
<2024年4月>
31123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
2829301234
567891011
キーワードから記事をさがす

人気の歯科書籍(キーワード別)

歯科雑誌 最新号