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日本臨床歯科補綴学会学術大会開催される

日本臨床歯科補綴学会学術大会開催される

 2月28日(土),日本歯科大学新潟生命歯学部アイヴィホール(新潟市)にて,平成20年度日本臨床歯科補綴学会学術大会が開催され,約100名が参加した.
 日本臨床歯科補綴学会(会長・宮本績輔氏)は,長期的な残存組織の保全と機能回復率向上の両立を目指した補綴治療を行うことを目的として設立され,現在,会員数は263名(歯科医師164名,歯科技工士99名).歯科医師,歯科技工士が垣根を越えて率直に意見を交換し合う場を提供することを特色としている.
 学術講演では,まず中崎 裕氏(宮崎県開業)が「細菌と力の問題を考慮して修復処置を行った一症例」をテーマに講演.二次カリエスが生じた症例に対して,カリエスリスク・ペリオリスク検査,顎機能診査・筋触診など,細菌と力の両面からアプローチして修復治療を行った症例を供覧した.
 つづいて,宝崎岳彦氏(神奈川県開業)が「少数歯残存症例への磁性アタッチメントの応用」と題し,磁性アタッチメントを用いた症例を提示.少数歯残存症例における咬合採得の重要性や補綴装置の強度を得るための工夫について述べた.
 後半は,歯科技工士2名による講演.木村義明氏(エステティック・アート・デザイン)は,「歯科医とのパートナーシップを築くために手がけてきたこと」をテーマに,歯科技工士と歯科医師が連携を組むことの有効性について,自身の成功例,失敗例を交えて講演した.
 橘田 修氏(ケイワークス)は,「コマーシャルラボにおけるいくつかのヒント」をテーマに,歯科技工所運営における時間管理の難しさを中心に,自身の技工所で行っている工夫について発表した.

日本臨床歯科補綴学会.jpg

 

 講演後の質疑応答では,歯科医師,歯科技工士問わず活発な議論が展開され,本会の特徴である「職種の垣根を越えた意見交換の場」が具現化された学術大会であった.

 

 

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