11月8日(土),同賞の授賞式がスパイラルホール(東京都港区)にて行われた(主催:日本歯科医師会,協賛:ロッテ).
最初に,大久保満男氏(日本歯科医師会会長)が,フォトコンテストの選考過程において,「思い出を切り取る」写真では笑顔が大切であり,良い笑顔のためにはきれいな歯が見えることの重要さを確認したことを述べた.

小谷田宏氏(日本歯科医師会常務理事)が同賞の概要について,著名人部門は日本歯科医師会会員の投票によって選出し,今年は8020運動20周年の記念の年であるために特別賞を設けた旨,説明を行った.また,一般部門はフォトコンテストによって選考を行い,今年は1429点の応募があり,浅井審査委員長のもと8名が選出されたことを報告した.
次に,審査委員長の浅井慎平氏(写真家)が一般部門の選考について,審査の過程では単なる笑顔というだけではなく,人の幸せや命につながることを考えさせられたとし,一般部門の授賞式に入った.

8020運動20周年会長特別賞はソフトボールの上野由岐子選手が選ばれ,ビデオメッセージにて受賞の喜びを述べた.
著名人部門は,女子柔道で北京五輪金メダリストの谷本歩実選手とロックミュージシャンのDAIGOさんが選ばれ,谷本選手は今日,生で「うぃっしゅ」を見ることができ,笑顔が出たと述べ,スポーツ選手にとっては歯が重要であり,自分もオリンピック前の最後に行ったのは歯科であることを披露した.また,DAIGOさんは,谷本さんが試合に臨むときの表情と今の笑顔の違いが良く,磨くことが大切なだけではなく,磨き方や丁寧さも重要と述べるなど,それぞれの分野において,歯の大切さが再確認される授賞式となった.
