5月31日(土),新歯科医師会館(東京都千代田区)にて標記ミーティングが開催された.本会は,予防型歯科医療に取り組む歯科医院の歯科医師,歯科衛生士などからなるスタディグループで,10回目の本年は11医院から80名あまりが参加した.
午前の部では,加藤正治氏(東京都港区・高輪歯科)が「素材を考慮したプロケアの実践~非侵襲的PTC 天然歯からインプラントまで~」と題して講演.再石灰化を目的としたプロフェッショナルケア「ナノケア」の方法や補綴材料を研磨した際の表面性状の変化について解説し,選択的なプロフェッショナルケアを行う必要性を強調した.
つづく午後の部は,「プラークコントロールとルートプレーニングの結果を見よう」をテーマとした品田和美氏(東京都千代田区・黒田歯科医院)の講演からはじまった.本講演では問診,プロービング,X線写真の読み方,口腔衛生指導,歯肉縁下処置など歯科衛生士業務の基本が解説され,長期にわたる経過観察によって自らの処置を確認していくことの大切さが症例とともに提示された.
本会では,各講師の講演後に行われた各医院での取り組みの紹介やスモールグループによる意見交換・ディスカッションが非常に印象的であり,最後まで熱気を帯びた会となった.
