2008/03/28
厚生労働省は3月27日(木),第101回歯科医師国家試験の合格率を発表した.受験者数3,295人(新卒2,487人)に対して合格者数は2,269人(同1,948人)で,合格率は68.9%(同78.3%).過去10回では第93回の69.7%を下回り,最低となった.
いわゆる“国家試験浪人”が1,000人を超える状況について,日本歯科医師会の大久保満男会長は同日の記者会見で「歯科学生の質が落ちているということなのだろうか.このような現実が歯科界にあるというのは,会として無関心ではいられない問題」とコメントした.