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日本歯科衛生学会第2回学術大会開催される

 2007年11月22日(木)~24日(土)にわたり,都久志会館,福岡ガーデンパレス(ともに福岡市中央区)にて「健康長寿への架け橋~歯科衛生の実践~」をメインテーマに標記学術大会が開催された(大会長:高見佳代子・(社)福岡歯科衛生士会副会長).昨年に引き続き2回目の開催となった本学会は,リレー講演,シンポジウム,自由集会,100題の口演発表・ポスター発表と多岐にわたる演題が並び,850名あまりの参加者を集めた.

 22日(木)に開催された自由集会では,臨床実習,歯科衛生士の専門性,卒後臨床研修テーマに,各歯科衛生士会の取り組みの紹介とディスカッションが行われ,今後歯科衛生士にどのような役割を求められるのか,その役割に対して歯科衛生士会はどのようにサポートしていくべきかについて活発な議論が交わされた.

 翌23日(祝)午前より行われた口演発表,ポスター発表では,教育現場,診療室,施設,病院などさまざまな場所で活躍する歯科衛生士による研究発表,症例報告がなされ,参加者からは,「他領域で働く歯科衛生士の活動や発言に刺激を受けた.自分の仕事に活かしていきたい」「昨年は発表を聴く側だったが,今年は発表者として参加することができ嬉しい」といった声も多く聞かれた.続く午後のリレー講演「生活習慣病予防最前線」では,生活習慣病予防において歯科が果たすべき役割や咀嚼と肥満,生活習慣病と歯周病の関連性に関する最新の知見が示され,会場の興味を惹きつけていた.

 最終日の24日(土)においては,シンポジウム「チーム医療における歯科衛生士の臨床最前線」と題して,開業医,有床の歯科病院,障害児・者福祉施設,リハビリテーション病院に勤務する歯科衛生士がそれぞれの勤務先での歯科衛生士の活動,多職種との連携などをテーマに発表.歯科衛生士に求められるスキルが多様化するなか,歯科衛生士がさらに専門性を磨き,口腔に留まらず,個々の患者さんに合わせた全身・心のケアも行っていく必要性が改めて示された.

 歯科衛生士の業務が多様化・高度化するなかで,歯科衛生士も自身の取り組みのエビデンスを確立し,多職種との共通言語を理解したうえで連携をとっていくことは必須である.そんな風潮のなか,歯科衛生学会が第2回目を盛会のまま終えたことは非常に意義深いことであると言える.
 日本における歯科衛生士の活動のさらなる発展,専門性の向上のため,本学会の今後に期待をしたい.
 次回学会は,2008年9月6日(土)~7日(日)鶴見大学(横浜市鶴見区)で開催の予定.

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