5月16日(水),アルカディア市ケ谷(東京都千代田区)において,日本学校歯科医会と歯科記者会各社との懇談会が行われた.
3月の総会で再選され,2期目のスタートを切った松島悌二会長が「今までの2年間も『改革』を目的としてきたが,これからも引き続き改革していかなければならないと思っている.4月に新執行部も成立し,それぞれの発想力・行動力がこれからの2年間にプラスの影響を与えるだろう.自分は高齢だが,青年のような気持ちで会を引っ張っていきたい」と挨拶した.

挨拶をする松島会長
席上では,日本学校歯科医会認定制度をにらみ,基礎研修会を開催する予定であることが明らかにされた.
また,今年度の事業計画として,学齢期前の幼児から高校生までを含めた歯科保健活動の強化や受動喫煙を含めた喫煙防止教育についての提言,子どもの生活行動と口腔の関連性についての調査研究を行うことなどが発表されたほか,会員の質を向上させるための基礎研修事業として,学校歯科医を対象にした全国版テキストの作成や地方研修会の開催についても発表があった.