2006年11月8日（水），東京都千代田区のホテルニューオータニにて，「2006 ベストスマイルオブザイヤー賞」の授賞式が行われた（主催：日本歯科医師会，協賛：ロッテ）．同賞は「今年笑顔が最も印象に残る有名人」に贈られるもので，毎年"いい歯（118）の日"に授賞式が行われる．
女性部門では映画「失楽園」「東京タワー」，ドラマ「プリマダム」などに出演し，男性のみならず女性からも絶大な支持を得ている黒木 瞳さん，男性部門ではハンマー投げ選手として世界的に活躍し，2004年のアテネオリンピックでは日本の投てき選手として初の金メダルを獲得した室伏広治さんが，それぞれ受賞した．
黒木さんは歯科医院に定期的に通っているそうで「笑顔のためにはまず歯を大切にしないといけない．これからも歯医者さんに通って，元気な歯をつくっていきたい」とコメント．室伏さんは「初めて80m以上投げたときの記録が，80m20cm．8020（80歳で20本の歯）はもっと難しいと思うけれど，歯のケアを続けて達成したい」と話した．
同賞は「8020運動」推進の一環として，国民にオーラルケアの重要性をアピールするために実施され，今回で13回目になる．日本歯科医師会の大久保満男会長は授賞にあたり，「お二人ともとても素敵な笑顔．この賞は，その笑顔の裏でどれだけ自己の研鑽を重ねたかを表彰するものだと思う」と話していた．
