2006年10月14日(日)と21日(日)の2回にわたり,月刊『デンタルハイジーン』主催の読者セミナー「日吉歯科診療所のメインテナンス」が行われた(於:小社会議室).
本セミナーは,読者から多くの反響が寄せられた『デンタルハイジーン』2006年5月号,6月号の特集「日吉歯科診療所のメインテナンス」から派生した企画.日吉歯科診療所の熊谷 崇院長,歯科衛生士の土門志穂先生のご講演を聴き,臨床での疑問を解決する絶好の機会とあって,両日で110名あまりの方にご参加いただいた.
ご講演では,メインテナンスの効果や予防中心の診療室作りのために歯科衛生士が果たすべき役割,メディカルトリートメントモデルにのっとったメインテナンスの実際などが豊富なデータと診療の具体的な流れとともに示され,参加者は熱心にメモを取りながら傾聴していた.
また,土門先生による口腔内写真撮影のデモンストレーション,熊谷先生と参加者の質疑応答などもあり,少人数ならではの臨場感あふれるセミナーとなった.
<参加者からの感想>
●いままで自分が感じていたメインテナンスのやり方や時間配分,使用器具などの疑問が解決し,たくさんのことを学ばせていただきました.また,歯科衛生士として自分が今後どうなっていきたいかを深く考えさせられました.
●実際に熊谷先生の情熱的なご講演を聴き,“自分もこうなりたい!”という目標をもつことができました.また,土門さんの歯科衛生士や女性としての生きがいが伝わってきました.いっしょに働く仲間に今日学んだこと・感じたことを伝えたいです.
●今日を楽しみにしてきました! まわりの環境を変えるためには,自分の能力を高め,価値を上げていくことが必要だと思いました.初心に戻って頑張りたいと思います.
●行き詰まっていたものが,すっと解決した気がしました.明日からメディカルトリートメントモデルを目標に頑張りたいと思います.ありがとうございました!
