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CDE 東京医科歯科大学歯科同窓会 ブラキシズム最前線!!-歯科治療のパラダイムシフト~力との闘い-
補綴治療における審美とインプラントの進化には目覚ましいものがあります。これらは補綴治療の枠組みを大きく変えたと言っても過言ではありません。ところがブラキシズム患者に不用意に手をつけてしまうと、ポーセレンのチッピングを繰り返し、徐々に深くなるインプラントのポケットに不安をもちながらメインテナンスを継続しなければならない、という危険性が常につきまといます。この10年間でブラキシズムに対する学術研究は驚くほど大きな進化を遂げています。今回の講演会では、最新の知見に照らしブラキシズムへの審査と正しい対応法を明解に解説していただきます。
開催日時: 平成22年5月30日(日) 10:00~16:30
講師: 馬場一美教授 加藤隆史先生
開催地: 東京
会場: ベルサール飯田橋北 ※大好評につき会場が変更になりました。
受講料: 医師・歯科医師:事前受付 20,000円 当日受付 23,000円
医師・歯科医師以外:事前受付 14,000円 当日受付 16,000円
定員: 300名
主催: 東京医科歯科大学歯科同窓会
問合せ先: 東京医科歯科大学歯科同窓会事務局
電話:03-3814-9824
FAX:03-3815-1851
e-mail: cde-info@ikashika-dent.com
URL: http://www.ikashika-dent.com/main/cde
講演項目
■加藤講師
1.プラキシズムのメカニズム-なぜプラキシズムは起きる
・臨床家の抱く誤解
・ブラキシズムの理解は脳から語る
―睡眠の意義と睡眠障害の問題点
―睡眠時の脳の働き
ホメオスタシス、マイクロアローザル
―筋トーヌス
―ブラキシズム発生のカスケード
―ブラキシズムに影響を与える因子
・Tooth Contacting Habit(TCH)
・睡眠時ブラキシズムを診る
2.睡眠時無呼吸症候群
・ブラキ事務との関連
・スプリントといびき
3.ブラキシズムは抑制できるのか
・リスク因子を踏まえた考え方
―薬物、ストレス、疾患
・ブラキシズムと咬合のパラダイムシフト
・バイオフィードバック
・スプリント効果を脳生理学的に検証する
■馬場講師
1.歯科治療を始める前に
・ブラキシズムを見逃すとどうなるのか?
―ブラキシズムについての間違った認識
・ブラキシズムのとらえ方
―日中歯牙接触癖(THC)と睡眠時ブラキシズム
―生体許容量のコンセプト
2.ブラキシズムの診断
・「問診」
―聞き忘れてはいけないこと
・ファセットでブラキシズムを判断する危険
―オクルージョンの読み取り方
・ブラキシズムの「診断アルゴリズム」を学ぶ
・遺伝子多型診断の可能性
3.ブラキシズムの治療
・リスクファクターの制御
・薬物違反・認知行動療法
・スプリントに何を求めるか
―歯・補綴装置を護るためのコンセプト
4.スプリントを使い分ける
・スプリントの形態・材料・咬合
・パーシャルデンチャー患者に対して
―夜間用義歯の必要性と形態の条件
5.補綴専門医の立場から
・コンポジットの補綴治療への活用
―大臼歯部コンポジットレジン修復の可否
―テンポラリーマテリアルとしての活用
・ジルコニアフレーム
・ブラキサーに要求される支台築造のルール
―歯根破折を防ぐために
・咬耗で失われた咬合高径再構築の実際
―どこまで高径を回復いるか・ガイドの与え方
6.ブラキサーのインプラント治療、その要点
・スプリント装着開始と終了時期
・即時荷重インプラントは禁忌か?
―インプラント補綴後に咬合力は変化する
・インプラントはブラキシズムに耐えられるのか

歯界展望2010年4月号掲載

<この情報は上記雑誌掲載時点での情報です。終了または変更の場合もございますので予めご了承下さい>

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