出版にあたって
大学歯学部または歯科大学においては,医学部または医科大学で講義されている一般の生理学のほかに,口腔生理学が教えられているが,各大学によって口腔生理学はもちろん一般の生理学においても,その教授内容に多少の違いがある.
昨年,歯学教授要綱が改訂されたが,口腔生理学教授要綱は他の諸学科目の教授要綱に比べてきわめて弾力性のある内容で,口腔生理学実習については,「講義内容に関連した項目について行う」とだけあって,別にその内容を規定していない.その理由は講義においても実習においても,各大学の特色を生かすという含みが多分にあるためである.
一般の生理学の実習については,大学医学部や医科大学では昔から行われてきているし,また歯学部や歯科大学の生理学の教授には医学部出身者が多いので,別にこれといって問題はないが,口腔生理学の実習に関しては,一般の生理学の実習ほどは各大学における実習内容が一定していないのではないかと思われる.
そこで,このたび私たち両大学の実習担当者が相寄って歯科大学の生理学および口腔生理学の実習書をまとめてみてはという話が急にまとまって,大急ぎで各人が分担して,一般の生理学実習は伊藤文雄および佐藤豊彦が,また口腔生理学実習については覚道幸男,吉田洋および上羽隆夫がそれぞれ執筆し,今回,医歯薬出版株式会社から上梓することになった.
一般の生理学の実習については,慣習に従ったので,既刊の生理学実習書とそれほど大差はないと思うが,口腔生理学については,先にも述べたとおりかなり幅のある学問であるので,教授要綱にも示されているように,もっと他の歯学基礎学科目および歯学臨床学科目と関連性のある実習課目を取り入れるべきであるし,まだまだ追加すべき内容もあることは重々承知のうえである.この点については,近き将来改訂する機会に譲りたい.
出版するにあたって,医歯薬出版株式会社今田見信社長,今田喬士専務にお世話になった.ここに感謝の意を表する.
昭和43年10月 著者ら記す
第3版の序
大阪歯科大学と愛知学院大学歯学部との生理学・口腔生理学実習担当者によって,本書の初版が出版されてから,はや10年近くになる.
初版は両大学だけで使っていたが,できるだけ多くの歯学系の大学や学部の実習担当者にも執筆をお願いすれば,それだけいろいろ目新しい実習内容や実習方法を追加することができるし,そうすればそれだけ歯学における生理学実習書として広く利用できるものが完成するのではないかという当初の目的に沿って,昭和46年には城西歯科大学,広島大学歯学部,岩手医科大学歯学部および神奈川歯科大学の実習担当者にもお願いして一度改訂を行った.
しかし,もうそろそろ再改訂しなければならない時期にきたように思える.そこで,今回の改訂にあたっては,さらに岐阜歯科大学,鶴見大学歯学部および昭和大学歯学部も加わってもらった.
執筆者が多くなることは,所期の目的からすれば,きわめて喜ばしいことであるが,その反面,本書の内容をどの大学にも適したものに統一することは,本書を利用する大学の設備や実習時間などの関係でむずかしくなることはやむを得ないが,できるだけその不便を除くよう努めたつもりである.この点がこのたびの改訂で気を遣ったところの一つである.
幸い各執筆の御尽力によって,何とかまとめることができたが,まだまだ不備の点もあると思うが,その充実はつぎの機会にしたい.そして,この努力は本書の出版がいつか発展的に解消されるまで続けてゆきたいと考えている.
第3版改訂版を出版するにあたって,医歯薬出版株式会社の関係諸氏にいろいろお世話になった.ここに感謝の意を表する.
昭和52年5月 執筆者代表 覚道幸男
第4版の序
できるだけ多くの歯科大学における生理学,口腔生理学の実習に利用できるようにというこの実習書の当初の目的に沿って,版を重ねるごとに実習項目をできるだけ取捨選択してきたが,第3版を出版してからはやくも5年が経過した.
その間,本書を利用している各大学における実習項目も変わってきたし,また器具や実習方法を改めたり,追加したりしなければならない実習項目が出てきた.そこで,今回はより実際の利用に適した実習書にしたいと考えた.
それはそれとして,本書の初版からその原稿執筆と編集とに並々ならぬ御尽力をいただき,今日では名古屋大学医学部の方にお移りになって久しい前愛知学院大学歯学部教授の伊藤文雄先生から,「私が書いたところは自由にお使いになって結構ですから,君たちで適当に改訂してもらってよろしい」という暖いお指図をいただいた.そこで,伊藤先生のお言葉にあまえさせて戴いて,第4版では前述した方針に従って本書の一部を改訂することになった.
そのようなわけで,この第4版は伊藤文雄先生の御理解ある御心によってでき上ったといっても過言ではない.
ここに,伊藤文雄先生に感謝の意を表し,第4版の序としたい.
昭和57年4月 執筆者代表 覚道幸男
第5版の序
各大学における生理学,口腔生理学の実習は,それぞれの大学によって多少の違いはあっても,毎年改められているようであり,それに伴って本書の内容も改訂されてきた.その周期がこのところ約5年となっている.第4版の改正が昭和57年4月であったから,改訂の時期としては決して早すぎているとはいえない.
ここ数回の改訂に際しては菅野教授と私とがその世話をしてきているので,この度もその前例に従って,各執筆者の御意見を基に作業を進めてきた.第5版では,佐藤豊彦教授および上羽隆夫教授にも改訂の執筆をお願いした.そして,これまでの版と異なり,どの大学においても実施されていない実習項目はこの際思い切って削除することにした.定価をなるべく変えないようにしたかったことも削除したもう一つの理由である.よりいっそう実用的な実習書にするための努力はしたつもりである.ここに各著者の方々の御協力に世話人として感謝の意を表するしだいである.
最後に昭和46年以来著者の一人として御協力くださっていた神奈川歯科大学の関園子教授が昨年定年退職されたが,ここに本書に対する同教授の長年の御力添に感謝して,第5版の序としたい.
昭和63年4月 執筆者代表 覚道幸男
第6版の序
歯学生理学実習書の第5版改訂が昭和63年4月に出版されてから10年を経過した昨年,第6版改訂の話が起こりました.これは,平成6年に生理学と口腔生理学との教授要綱が改訂され,両学科の実習の教授項目が明示されたこと,平成9年には国家試験の出題基準が改正されたこと,大阪歯科大学,広島大学歯学部および朝日大学歯学部の担当者が交代したこと,さらに第5版以降は各大学における実習内容も当然のことながら変わってきているため,その面で改訂が急がれたことなどによるものでした.
この実習書の初版から執筆編集された覚道幸男 大阪歯科大学名誉教授およびこれまでの改訂に際してお世話を戴いた菅野義信 広島大学名誉教授の両先生からの直接のご指導がないことは非常に不安でしたが,吉田 洋および柳沢慧二が編集を担当し,各大学からそれぞれの実習項目の分担執筆原稿を戴いて,何とかまとめあげることができました.
今後全く実習される可能性のない項目は,アンケートの結果削除いたしました.また,各実習項目は語句の訂正という部分的な改訂を含めると全面改訂となりましたが,定価は第5版の据え置きに近いものといたしました.
まだまだ追加すべき内容や不備な箇所も多いと思いますが,つぎの改訂に譲りたいと思います.
第6版改訂の出版にあたって,いろいろとお世話くださった医歯薬出版株式会社の米川征英取締役ならびに牧野和彦氏に心から御礼申しあげます.
平成11年4月 吉田 洋 柳沢慧二
大学歯学部または歯科大学においては,医学部または医科大学で講義されている一般の生理学のほかに,口腔生理学が教えられているが,各大学によって口腔生理学はもちろん一般の生理学においても,その教授内容に多少の違いがある.
昨年,歯学教授要綱が改訂されたが,口腔生理学教授要綱は他の諸学科目の教授要綱に比べてきわめて弾力性のある内容で,口腔生理学実習については,「講義内容に関連した項目について行う」とだけあって,別にその内容を規定していない.その理由は講義においても実習においても,各大学の特色を生かすという含みが多分にあるためである.
一般の生理学の実習については,大学医学部や医科大学では昔から行われてきているし,また歯学部や歯科大学の生理学の教授には医学部出身者が多いので,別にこれといって問題はないが,口腔生理学の実習に関しては,一般の生理学の実習ほどは各大学における実習内容が一定していないのではないかと思われる.
そこで,このたび私たち両大学の実習担当者が相寄って歯科大学の生理学および口腔生理学の実習書をまとめてみてはという話が急にまとまって,大急ぎで各人が分担して,一般の生理学実習は伊藤文雄および佐藤豊彦が,また口腔生理学実習については覚道幸男,吉田洋および上羽隆夫がそれぞれ執筆し,今回,医歯薬出版株式会社から上梓することになった.
一般の生理学の実習については,慣習に従ったので,既刊の生理学実習書とそれほど大差はないと思うが,口腔生理学については,先にも述べたとおりかなり幅のある学問であるので,教授要綱にも示されているように,もっと他の歯学基礎学科目および歯学臨床学科目と関連性のある実習課目を取り入れるべきであるし,まだまだ追加すべき内容もあることは重々承知のうえである.この点については,近き将来改訂する機会に譲りたい.
出版するにあたって,医歯薬出版株式会社今田見信社長,今田喬士専務にお世話になった.ここに感謝の意を表する.
昭和43年10月 著者ら記す
第3版の序
大阪歯科大学と愛知学院大学歯学部との生理学・口腔生理学実習担当者によって,本書の初版が出版されてから,はや10年近くになる.
初版は両大学だけで使っていたが,できるだけ多くの歯学系の大学や学部の実習担当者にも執筆をお願いすれば,それだけいろいろ目新しい実習内容や実習方法を追加することができるし,そうすればそれだけ歯学における生理学実習書として広く利用できるものが完成するのではないかという当初の目的に沿って,昭和46年には城西歯科大学,広島大学歯学部,岩手医科大学歯学部および神奈川歯科大学の実習担当者にもお願いして一度改訂を行った.
しかし,もうそろそろ再改訂しなければならない時期にきたように思える.そこで,今回の改訂にあたっては,さらに岐阜歯科大学,鶴見大学歯学部および昭和大学歯学部も加わってもらった.
執筆者が多くなることは,所期の目的からすれば,きわめて喜ばしいことであるが,その反面,本書の内容をどの大学にも適したものに統一することは,本書を利用する大学の設備や実習時間などの関係でむずかしくなることはやむを得ないが,できるだけその不便を除くよう努めたつもりである.この点がこのたびの改訂で気を遣ったところの一つである.
幸い各執筆の御尽力によって,何とかまとめることができたが,まだまだ不備の点もあると思うが,その充実はつぎの機会にしたい.そして,この努力は本書の出版がいつか発展的に解消されるまで続けてゆきたいと考えている.
第3版改訂版を出版するにあたって,医歯薬出版株式会社の関係諸氏にいろいろお世話になった.ここに感謝の意を表する.
昭和52年5月 執筆者代表 覚道幸男
第4版の序
できるだけ多くの歯科大学における生理学,口腔生理学の実習に利用できるようにというこの実習書の当初の目的に沿って,版を重ねるごとに実習項目をできるだけ取捨選択してきたが,第3版を出版してからはやくも5年が経過した.
その間,本書を利用している各大学における実習項目も変わってきたし,また器具や実習方法を改めたり,追加したりしなければならない実習項目が出てきた.そこで,今回はより実際の利用に適した実習書にしたいと考えた.
それはそれとして,本書の初版からその原稿執筆と編集とに並々ならぬ御尽力をいただき,今日では名古屋大学医学部の方にお移りになって久しい前愛知学院大学歯学部教授の伊藤文雄先生から,「私が書いたところは自由にお使いになって結構ですから,君たちで適当に改訂してもらってよろしい」という暖いお指図をいただいた.そこで,伊藤先生のお言葉にあまえさせて戴いて,第4版では前述した方針に従って本書の一部を改訂することになった.
そのようなわけで,この第4版は伊藤文雄先生の御理解ある御心によってでき上ったといっても過言ではない.
ここに,伊藤文雄先生に感謝の意を表し,第4版の序としたい.
昭和57年4月 執筆者代表 覚道幸男
第5版の序
各大学における生理学,口腔生理学の実習は,それぞれの大学によって多少の違いはあっても,毎年改められているようであり,それに伴って本書の内容も改訂されてきた.その周期がこのところ約5年となっている.第4版の改正が昭和57年4月であったから,改訂の時期としては決して早すぎているとはいえない.
ここ数回の改訂に際しては菅野教授と私とがその世話をしてきているので,この度もその前例に従って,各執筆者の御意見を基に作業を進めてきた.第5版では,佐藤豊彦教授および上羽隆夫教授にも改訂の執筆をお願いした.そして,これまでの版と異なり,どの大学においても実施されていない実習項目はこの際思い切って削除することにした.定価をなるべく変えないようにしたかったことも削除したもう一つの理由である.よりいっそう実用的な実習書にするための努力はしたつもりである.ここに各著者の方々の御協力に世話人として感謝の意を表するしだいである.
最後に昭和46年以来著者の一人として御協力くださっていた神奈川歯科大学の関園子教授が昨年定年退職されたが,ここに本書に対する同教授の長年の御力添に感謝して,第5版の序としたい.
昭和63年4月 執筆者代表 覚道幸男
第6版の序
歯学生理学実習書の第5版改訂が昭和63年4月に出版されてから10年を経過した昨年,第6版改訂の話が起こりました.これは,平成6年に生理学と口腔生理学との教授要綱が改訂され,両学科の実習の教授項目が明示されたこと,平成9年には国家試験の出題基準が改正されたこと,大阪歯科大学,広島大学歯学部および朝日大学歯学部の担当者が交代したこと,さらに第5版以降は各大学における実習内容も当然のことながら変わってきているため,その面で改訂が急がれたことなどによるものでした.
この実習書の初版から執筆編集された覚道幸男 大阪歯科大学名誉教授およびこれまでの改訂に際してお世話を戴いた菅野義信 広島大学名誉教授の両先生からの直接のご指導がないことは非常に不安でしたが,吉田 洋および柳沢慧二が編集を担当し,各大学からそれぞれの実習項目の分担執筆原稿を戴いて,何とかまとめあげることができました.
今後全く実習される可能性のない項目は,アンケートの結果削除いたしました.また,各実習項目は語句の訂正という部分的な改訂を含めると全面改訂となりましたが,定価は第5版の据え置きに近いものといたしました.
まだまだ追加すべき内容や不備な箇所も多いと思いますが,つぎの改訂に譲りたいと思います.
第6版改訂の出版にあたって,いろいろとお世話くださった医歯薬出版株式会社の米川征英取締役ならびに牧野和彦氏に心から御礼申しあげます.
平成11年4月 吉田 洋 柳沢慧二
第6版の序
出版にあたって
実習について心得るべき一般的な注意事項……1
I.実習に取りかかる前に……1
II.実習中は……1
III.実習が済んだら……2
生理学人体実験実習/3
1.血液……4
I.血球数の算定……7
A.実習器具/4
B.試薬および必要な器具/4
C.赤血球数の算定/4
D.白血球数の算定/5
E.注意と備考/6
付:血球数の算定の精密度について/6
II.血色素の算定……10
A.実習器具と試薬/10
B.血色素の定量/10
C.注意と備考/11
III.赤血球の浸透圧と溶血……11
A.実習操作・実習測定・考究事項/11
B.注意と備考/12
IV.赤血球の直径計測……12
A.実習器具/12
B.測定法/12
C.注意と備考/13
V.赤血球沈降速度の測定……13
A.測定法/13
B.注意と備考/14
2.血液循環……15
I.脈拍数の測定……15
A.実習項目/15
II.血圧の測定……15
A.測定機器/15
B.測定法/15
C.実習項目/17
III.心電図の記録解析……18
A.実習装置/18
B.測定法/18
C.測定項目/19
3.脳波……20
A.実習装置と実習操作/20
B.実習測定/20
4.呼吸……23
I.肺活量測定と呼吸数測定……23
A.測定機器/23
B.測定法と解析/23
C.測定項目/23
5.体温調節およびエネルギー代謝……25
I.半側発汗現象……25
A.実習器具と材料/25
B.実習測定/25
II.軸索反射による局所発汗……25
A.実習器具と試薬/25
B.実習測定/26
6.皮膚知覚および重量感覚……27
I.皮膚知覚……27
A.実習器具/27
B.実習測定/27
II.重量感覚についてのWeberの法則……28
A.実習器具/28
B.実習測定/28
7.視覚……30
I.Scheinerの実習……30
A.実習装置/30
B.実習操作/30
II.視野……31
III.盲斑……33
8.疲労の測定……35
I.フリッカー検査法による精神疲労測定……35
A.フリッカー値/35
B.フリッカー検査法による疲労測定器の取り扱い方とその測定法/35
C.注意と備考/37
D.実習測定および考究事項/37
II.エルゴグラフによる筋疲労測定……38
A.実習器具/38
B.実習操作/38
C.実習測定および考究事項/38
生理学動物実験実習/39
9.筋,神経に関する実習〈I〉……40
I.カエルの脚の神経筋標本の作り方……40
II.神経筋標本を用いた簡単な実習……41
III.骨格筋および支配神経の被刺激性の実習……41
A.実験装置/41
B.実習操作/42
IV.キモグラフによる描記実習……42
A.実習装置/42
B.実習装置/42
10.筋,神経に関する実習〈II〉……45
I.等張性攣縮と攣縮の加重……45
A.実習器具/45
B.実習操作と実習測定/45
II.グリセリン筋の収縮弛緩……47
A.実習標本と実習装置/47
B.基礎実験/47
C.応用実習/47
11.心筋の興奮伝導と迷走神経支配……49
A.実習標本/49
B.実習装置/49
C.実習測定/50
12.神経幹の活動電位および伝導速度……52
A.標本作製/52
B.実習装置/52
13.感覚性神経放電の分析……55
I.味覚受容器からの求心性放電……55
A.実験動物/55
B.準備する器具/55
C.試験溶液/55
D.標本準備/55
E.実習装置/55
F.実習測定/56
G.レポート/56
口腔生理学実験実習/57
14.歯の動揺度……58
A.実習操作/58
B.注意と備考/59
C.実習測定と考究事項/59
15.口腔温(口腔温度)……60
A.サーミスタ温度計による口腔温の測定法/60
B.注意と備考/60
C.実習測定と考究事項/60
16.ヒト唾液分泌……61
I.ヒト唾液分泌……61
A.耳下腺唾液採取器と唾液分泌測定法/61
B.ヒト全唾液分泌測定法/61
C.実習項目/61
II.ヒトアミラーゼ分泌(耳下腺純唾液と全分泌唾液)……62
A.測定法/62
B.実験項目/63
III.ラット耳下腺分離腺房アミラーゼ分泌……63
A.測定法/63
17.ヒト唾液の粘度とpH……66
I.唾液の粘度……66
A.測定法/66
B.毛細管の洗浄/67
C.注意と備考/67
II.水素イオン濃度……67 【1.ガラス電極法】/68
1.pHメーター(7形,日立-堀場)を用いる場合……68
A.電極の較正/68
B.実習操作/69
C.注意と備考/69
2.pHメーター(Ionalyzer,Orion Research,404,407型)を用いる場合……70
A.pHメーターの調整/70
【2.pH試験紙法】/71
A.指示薬とその変色理論/71
B.指示薬の種類とその変色域/71
C.測定法/72
D.水素イオン濃度の緩衝作用とのその大きさ(緩衝能)/73
E.注意と備考/74
F.実習測定と考究事項/74
18.口腔の体性感覚……75
A.実習器具/75
B.実習操作/75
C.実習測定と考究事項/77
19.味覚……78
A.実習器具/78
B.実習操作/78
C.実習測定と考究事項/79
20.顎運動……81
A.測定器具/81
B.測定操作/82
C.実習測定と考究事項/82
21.咀嚼筋の筋電図……85
A.測定器具/85
B.測定操作/86
C.測定事項/86
22.咬合圧……91
【咬合圧測定法】/91
I.ストレインゲージを用いた咬合圧測定器……91
1.咬合力計MPM-3000……91
A.前準備/91
B.測定/92
C.注意/92
2.歯科用咬合力計オクルーザーフォースメータ GM10……92
A.前準備/92
B.測定/93
C.注意/93
II.感圧紙を用いた咬合圧測定器……93
A.前準備/93
B.測定/94
C.注意/94
D.実習測定と考究事項/94
23.咬合音……95
A.実習器具/95
B.実習操作/95
C.実習測定と考究事項/95
24.咀嚼能率の測定……96
A.試料の粉砕の程度から判定する方法/96
B.粉砕された試料の表面積の増加度から判定する方法/100
C.咀嚼面の広さから判定する方法/100
D.注意と備考/101
E.実習測定と考究事項/101
F.チューイングガムを用いた咀嚼能力の測定/101
25.音声……103
A.方法/103
B.測定/104
付I・器械の取り扱い/105
1.多用途監視記録装置(ポリグラフPolygraph)……106
2.生体電気用入力箱・生体電気用前置増幅器……106
3.インク書きオシログラフ(Ink writing oscillograph)……107
4.陽極線オシロスコープ(Cathod ray oscilloscope)……108
5.キモグラフィオン(Kimographion)……109
6.電気刺激装置……110
7.簡易型電気刺激装置……111
8.心電計……111
付II・生理的塩類溶液/113
索引/115
出版にあたって
実習について心得るべき一般的な注意事項……1
I.実習に取りかかる前に……1
II.実習中は……1
III.実習が済んだら……2
生理学人体実験実習/3
1.血液……4
I.血球数の算定……7
A.実習器具/4
B.試薬および必要な器具/4
C.赤血球数の算定/4
D.白血球数の算定/5
E.注意と備考/6
付:血球数の算定の精密度について/6
II.血色素の算定……10
A.実習器具と試薬/10
B.血色素の定量/10
C.注意と備考/11
III.赤血球の浸透圧と溶血……11
A.実習操作・実習測定・考究事項/11
B.注意と備考/12
IV.赤血球の直径計測……12
A.実習器具/12
B.測定法/12
C.注意と備考/13
V.赤血球沈降速度の測定……13
A.測定法/13
B.注意と備考/14
2.血液循環……15
I.脈拍数の測定……15
A.実習項目/15
II.血圧の測定……15
A.測定機器/15
B.測定法/15
C.実習項目/17
III.心電図の記録解析……18
A.実習装置/18
B.測定法/18
C.測定項目/19
3.脳波……20
A.実習装置と実習操作/20
B.実習測定/20
4.呼吸……23
I.肺活量測定と呼吸数測定……23
A.測定機器/23
B.測定法と解析/23
C.測定項目/23
5.体温調節およびエネルギー代謝……25
I.半側発汗現象……25
A.実習器具と材料/25
B.実習測定/25
II.軸索反射による局所発汗……25
A.実習器具と試薬/25
B.実習測定/26
6.皮膚知覚および重量感覚……27
I.皮膚知覚……27
A.実習器具/27
B.実習測定/27
II.重量感覚についてのWeberの法則……28
A.実習器具/28
B.実習測定/28
7.視覚……30
I.Scheinerの実習……30
A.実習装置/30
B.実習操作/30
II.視野……31
III.盲斑……33
8.疲労の測定……35
I.フリッカー検査法による精神疲労測定……35
A.フリッカー値/35
B.フリッカー検査法による疲労測定器の取り扱い方とその測定法/35
C.注意と備考/37
D.実習測定および考究事項/37
II.エルゴグラフによる筋疲労測定……38
A.実習器具/38
B.実習操作/38
C.実習測定および考究事項/38
生理学動物実験実習/39
9.筋,神経に関する実習〈I〉……40
I.カエルの脚の神経筋標本の作り方……40
II.神経筋標本を用いた簡単な実習……41
III.骨格筋および支配神経の被刺激性の実習……41
A.実験装置/41
B.実習操作/42
IV.キモグラフによる描記実習……42
A.実習装置/42
B.実習装置/42
10.筋,神経に関する実習〈II〉……45
I.等張性攣縮と攣縮の加重……45
A.実習器具/45
B.実習操作と実習測定/45
II.グリセリン筋の収縮弛緩……47
A.実習標本と実習装置/47
B.基礎実験/47
C.応用実習/47
11.心筋の興奮伝導と迷走神経支配……49
A.実習標本/49
B.実習装置/49
C.実習測定/50
12.神経幹の活動電位および伝導速度……52
A.標本作製/52
B.実習装置/52
13.感覚性神経放電の分析……55
I.味覚受容器からの求心性放電……55
A.実験動物/55
B.準備する器具/55
C.試験溶液/55
D.標本準備/55
E.実習装置/55
F.実習測定/56
G.レポート/56
口腔生理学実験実習/57
14.歯の動揺度……58
A.実習操作/58
B.注意と備考/59
C.実習測定と考究事項/59
15.口腔温(口腔温度)……60
A.サーミスタ温度計による口腔温の測定法/60
B.注意と備考/60
C.実習測定と考究事項/60
16.ヒト唾液分泌……61
I.ヒト唾液分泌……61
A.耳下腺唾液採取器と唾液分泌測定法/61
B.ヒト全唾液分泌測定法/61
C.実習項目/61
II.ヒトアミラーゼ分泌(耳下腺純唾液と全分泌唾液)……62
A.測定法/62
B.実験項目/63
III.ラット耳下腺分離腺房アミラーゼ分泌……63
A.測定法/63
17.ヒト唾液の粘度とpH……66
I.唾液の粘度……66
A.測定法/66
B.毛細管の洗浄/67
C.注意と備考/67
II.水素イオン濃度……67 【1.ガラス電極法】/68
1.pHメーター(7形,日立-堀場)を用いる場合……68
A.電極の較正/68
B.実習操作/69
C.注意と備考/69
2.pHメーター(Ionalyzer,Orion Research,404,407型)を用いる場合……70
A.pHメーターの調整/70
【2.pH試験紙法】/71
A.指示薬とその変色理論/71
B.指示薬の種類とその変色域/71
C.測定法/72
D.水素イオン濃度の緩衝作用とのその大きさ(緩衝能)/73
E.注意と備考/74
F.実習測定と考究事項/74
18.口腔の体性感覚……75
A.実習器具/75
B.実習操作/75
C.実習測定と考究事項/77
19.味覚……78
A.実習器具/78
B.実習操作/78
C.実習測定と考究事項/79
20.顎運動……81
A.測定器具/81
B.測定操作/82
C.実習測定と考究事項/82
21.咀嚼筋の筋電図……85
A.測定器具/85
B.測定操作/86
C.測定事項/86
22.咬合圧……91
【咬合圧測定法】/91
I.ストレインゲージを用いた咬合圧測定器……91
1.咬合力計MPM-3000……91
A.前準備/91
B.測定/92
C.注意/92
2.歯科用咬合力計オクルーザーフォースメータ GM10……92
A.前準備/92
B.測定/93
C.注意/93
II.感圧紙を用いた咬合圧測定器……93
A.前準備/93
B.測定/94
C.注意/94
D.実習測定と考究事項/94
23.咬合音……95
A.実習器具/95
B.実習操作/95
C.実習測定と考究事項/95
24.咀嚼能率の測定……96
A.試料の粉砕の程度から判定する方法/96
B.粉砕された試料の表面積の増加度から判定する方法/100
C.咀嚼面の広さから判定する方法/100
D.注意と備考/101
E.実習測定と考究事項/101
F.チューイングガムを用いた咀嚼能力の測定/101
25.音声……103
A.方法/103
B.測定/104
付I・器械の取り扱い/105
1.多用途監視記録装置(ポリグラフPolygraph)……106
2.生体電気用入力箱・生体電気用前置増幅器……106
3.インク書きオシログラフ(Ink writing oscillograph)……107
4.陽極線オシロスコープ(Cathod ray oscilloscope)……108
5.キモグラフィオン(Kimographion)……109
6.電気刺激装置……110
7.簡易型電気刺激装置……111
8.心電計……111
付II・生理的塩類溶液/113
索引/115