はじめに
看護教育におけるカリキュラムの改正,および基礎教育の大学レベル化が進むなか,「看護教育の体系化」や「ゆとりあるカリキュラム」が叫ばれて10年が過ぎようとしています.
看護学は学際的学問であり,教養科目・専門基礎科目など多くの関連領域の知識を必要とします.さらに看護学は実践科学であり,臨地実習の充実が求められています.看護専門科目は,従来の基礎・成人・母性・小児看護学といった柱立てに,さらに「老年看護学」,「地域看護学(在宅看護論を含む)」,「精神看護学」が新たに加わりました.学ぶ知識量は増加・高度化する一方で,現代学生の体験の乏しさが,実践科学に不可欠な臨地実習において特に指摘されています.
このような状況の中で,小児看護学を担当する教員として,講義・実習を通して日々学生と接するなかで,学生が学んだ知識を実践(実習)に結びつけて系統的に考え,対象者にアプローチできるための方略を講じる必要性を痛感しておりました.そのような矢先,医歯薬出版から新しい視点,アイディアに基づくテキストの出版のお話があり,年来の懸案を解決する糸口を得た思いで本書をまとめたしだいです.
本書の特徴は,第1章から第3章までは,小児看護学の体系化と系統的アプローチの「総論」にあたる内容で構成され,第4章と5章は,小児看護学の体系化と系統的アプローチの実際を展開する「各論」にあたる内容で構成されています.ここでいう看護学の体系化とは,看護を構成する部分を系統的に統一した全体(一定の原理で組織された知識の統一的全体)の構築をいいます.
従来の看護教育では,小児の成長・発達,健康問題,看護の実際がそれぞれバラバラに教授・展開されてきた経緯があり,その現状に大きな変化はないといえますが,本書の第4章では,バラバラな知識ではなく,小児看護学で展開されているアセスメントの視点を次の枠組みで抽出し,その概略,看護への応用を述べています.
(1)システム論的枠組み,(2)構造・機能論的枠組み(解剖・生理学),(3)ニード論的枠組み(ヘンダーソン,マズロー),(4)発達論的枠組み(エリクソン,ピアジェ,アギュララの危機理論),(5)相互作用論的枠組み(母子関係,家族関係,人間関係),(6)看護論.
第5章では,本書の編集意図である小児看護学の体系化と系統的展開の実際を,事例を用いて,看護のプロセスを軸に学習内容を系統的に整理・展開し,特にヘルスアセスメントの実際を示しました.さらに最後の第6章では,小児看護におけるヘルスプロモーションと健康教育を取り上げ,今後の課題を提起しています.
このような趣旨に沿ってまとめられた本書が,第1に看護学生にとって,知識と実践を統合するテキストとして活用され,特に「臨地実習の充実」に役立つことを希望し,第2に小児看護に携わるスタッフにとって,日々行っている看護の科学的根拠の確認や系統的・包括的アプローチの充実に活かされることを願っております.
21世紀の小児看護が,複雑化する小児の健康問題を家族・社会といった広い視点から理解し,子どもの人権やインフォームドコンセントに十分配慮した「個別性」と「愛」に包まれた看護へと発展していくために,本書が少しでも役立つことができれば幸いです.
1999年11月 雪舞う札幌にて
著者代表 岡田洋子
看護教育におけるカリキュラムの改正,および基礎教育の大学レベル化が進むなか,「看護教育の体系化」や「ゆとりあるカリキュラム」が叫ばれて10年が過ぎようとしています.
看護学は学際的学問であり,教養科目・専門基礎科目など多くの関連領域の知識を必要とします.さらに看護学は実践科学であり,臨地実習の充実が求められています.看護専門科目は,従来の基礎・成人・母性・小児看護学といった柱立てに,さらに「老年看護学」,「地域看護学(在宅看護論を含む)」,「精神看護学」が新たに加わりました.学ぶ知識量は増加・高度化する一方で,現代学生の体験の乏しさが,実践科学に不可欠な臨地実習において特に指摘されています.
このような状況の中で,小児看護学を担当する教員として,講義・実習を通して日々学生と接するなかで,学生が学んだ知識を実践(実習)に結びつけて系統的に考え,対象者にアプローチできるための方略を講じる必要性を痛感しておりました.そのような矢先,医歯薬出版から新しい視点,アイディアに基づくテキストの出版のお話があり,年来の懸案を解決する糸口を得た思いで本書をまとめたしだいです.
本書の特徴は,第1章から第3章までは,小児看護学の体系化と系統的アプローチの「総論」にあたる内容で構成され,第4章と5章は,小児看護学の体系化と系統的アプローチの実際を展開する「各論」にあたる内容で構成されています.ここでいう看護学の体系化とは,看護を構成する部分を系統的に統一した全体(一定の原理で組織された知識の統一的全体)の構築をいいます.
従来の看護教育では,小児の成長・発達,健康問題,看護の実際がそれぞれバラバラに教授・展開されてきた経緯があり,その現状に大きな変化はないといえますが,本書の第4章では,バラバラな知識ではなく,小児看護学で展開されているアセスメントの視点を次の枠組みで抽出し,その概略,看護への応用を述べています.
(1)システム論的枠組み,(2)構造・機能論的枠組み(解剖・生理学),(3)ニード論的枠組み(ヘンダーソン,マズロー),(4)発達論的枠組み(エリクソン,ピアジェ,アギュララの危機理論),(5)相互作用論的枠組み(母子関係,家族関係,人間関係),(6)看護論.
第5章では,本書の編集意図である小児看護学の体系化と系統的展開の実際を,事例を用いて,看護のプロセスを軸に学習内容を系統的に整理・展開し,特にヘルスアセスメントの実際を示しました.さらに最後の第6章では,小児看護におけるヘルスプロモーションと健康教育を取り上げ,今後の課題を提起しています.
このような趣旨に沿ってまとめられた本書が,第1に看護学生にとって,知識と実践を統合するテキストとして活用され,特に「臨地実習の充実」に役立つことを希望し,第2に小児看護に携わるスタッフにとって,日々行っている看護の科学的根拠の確認や系統的・包括的アプローチの充実に活かされることを願っております.
21世紀の小児看護が,複雑化する小児の健康問題を家族・社会といった広い視点から理解し,子どもの人権やインフォームドコンセントに十分配慮した「個別性」と「愛」に包まれた看護へと発展していくために,本書が少しでも役立つことができれば幸いです.
1999年11月 雪舞う札幌にて
著者代表 岡田洋子
1 小児の健康および小児看護を支える理念
1.小児看護の変遷と小児看護の役割 ……(岡田)
1)小児看護の変遷
2)小児観の変遷
3)小児の疾病構造の変遷と小児看護の役割
2.小児看護と関連法 ……(茎津)
1)子どもの権利条約
2)児童憲章
3)児童福祉法
4)母子保健法
5)学校保健と学校保健法
6)予防接種法
7)社会と少年法
3.小児看護と倫理 ……(茎津)
1)子どもを個人として尊重すること(自律)
2)子どもにとって善いことであること,害を与えられないこと(善行)
3)公平,公正であること(正義)
4)真実であること(誠実)
5)約束を守ること(忠誠)
4.小児医療と子どもの人権,インフォームド・コンセント,QOL ……(茎津)
1)子どもにとってのインフォームド・コンセントとは
2)小児医療と子どもの権利
2 小児看護の対象と家族
1.小児期の親子関係と家族の機能 ……(岡田)
1 母子関係
1)アタッチメントと母子関係の成立
2)母子関係の構造・機能・過程
2 家族関係
1)家族の構造・機能・過程
2)父性なき社会
3 親子関係
1)健康な親子関係と不健康な親子関係
2)親子関係と看護
2.小児の特徴と成長・発達,発達課題 ……(岡田)
1)小児の特徴
2)小児の健康
3)小児のニード
4)小児の成長・発達
成長・発達の一般的原理 成熟早期化現象(発育促進現象)
5)発達課題(developmental task)
6)発達課題と危機
“危機”とは 危機の種類 小児がよく用いる対処機制(行動)
危機を回避するために必要なバランス保持要因
3.小児期の人格の構造と社会化のプロセス ……(岡田)
1)人格の構造
2)育児と環境
3)社会化のプロセス
4.小児の生活と基本的生活習慣(統合された機能) ……(井上)
1 小児の栄養と食事
1)小児の栄養と食生活の意義
2)小児の食摂取基準
3)小児各期の栄養と食事習慣
新生児期の栄養 乳児期の栄養と食事 幼児期の栄養と食事習慣の自立 学童期・思春期の栄養と食生活
2 小児の排泄
1)小児の排泄に関する身体的特徴
2)小児の各期の排泄と排泄習慣
新生児期・乳児期の排泄 幼児期の排泄習慣の自立―トイレットトレーニング
3 小児の睡眠
1)小児各期の睡眠と睡眠習慣
新生児期の睡眠 乳幼児期の睡眠と睡眠習慣
4 小児の清潔
1)小児の清潔に関する身体的特徴
2)小児各期の清潔と清潔習慣
新生児期の清潔 乳幼児期の清潔と清潔習慣
5 小児の衣服と着脱
1)小児(乳幼児)の衣服の条件
2)小児各期の衣服と着脱
新生児期の衣服 乳幼児期の衣服と着脱習慣
6 言葉の発達
1)認知発達
2)言葉の発達
7 遊びの発達
1)遊びの意義
2)遊びの分類
3)遊びの発達―社会的参加
3 小児をとり巻く環境と健康問題
(佐藤)
1.環境の変化と現代の小児の健康状況
1)概観
2)現代の子どもの身体の状態
身体発育 体力 疾病・異常 肥満・生活習慣病と食生活
3)現代の子どもの心身の状態
4)現代の子どものこころと行動に関わる健康状況
不登校 いじめと暴力行為
5)小児の安全(外傷)
2.小児の健康に関わる現代の家族状況
1)育児不安
2)虐待
3)望ましい家族機能とは
3.小児の健康問題と社会状況
4.小児の健康と社会支援システム
1)小児の健康支援の方向性
2)具体的な支援対策
国の施策・提言 地域の小児健全育成事業 子育て上の問題を抱える人のための支援事業
4 小児の健康とヘルスアセスメント
1.小児看護を支える理論的枠組み ……(岡田)
1)構造・機能からみた枠組み
2)ニード論からみた枠組み
3)発達論からみた枠組み
4)相互作用論からみた枠組み
2.小児のヘルスアセスメント ……(岡田・茎津)
1 対象把握の視点/(岡田)
2 ヘルスアセスメントの実際/(茎津)
1)インタビュー
インタビューの基本的態度 インタビューの実際
2)観察
3)身体の発育および発達のアセスメント
身体計測 身体の発育評価 発達の評価
4)生理機能のアセスメント
体温 脈拍 呼吸 血圧
5)全身のアセスメント(フィジカル・アセスメント)
外観 皮膚・爪・体毛 頭部・頸部 目,耳,鼻,口腔,咽頭 胸部・腹部 性器 脊柱,四肢 神経
5 小児看護の体系的・系統的アプローチの実際
1 事例展開 小児の健康問題と看護
1 体温調節系の健康問題 発熱症状のある小児の看護/(岡田)
1 事例紹介
2 看護のプロセス
1)アセスメントと看護問題の明確化
2)看護の視点
2 消化器系の健康問題 下痢症状のある小児の看護/(岡田)
1 事例紹介
2 看護のプロセス
1)アセスメントと看護問題の明確化
2)看護の視点
3 呼吸器系の健康問題 肺炎をもつ小児の看護/(岡田)
1 事例紹介
2 看護のプロセス
1)アセスメントと看護問題の明確化
2)看護の視点
4 循環器系の健康問題 心室中隔欠損症(VSD)をもつ小児の看護/(岡田)
1 事例紹介
2 看護のプロセス
1)アセスメントと看護問題の明確化
2)看護の視点
memo 小児保健対策(慢性特定疾患対策,養育・育成・療育医療)
5 腎・泌尿器系の健康問題 ネフローゼ症候群をもつ小児の看護/(岡田)
1 事例紹介
2 看護のプロセス
1)アセスメントと看護問題の明確化
2)看護の視点
6 内分泌系の健康問題 糖尿病をもつ小児の看護/(佐藤)
1 事例紹介
2 看護のプロセス
1)アセスメントと看護問題の明確化
2)看護の視点
7 血液・免疫の健康問題 急性リンパ性白血病をもつ小児の看護/(茎津)
1 事例紹介
2 看護のプロセス
1)アセスメントと看護問題の明確化
2)看護の視点
memo 子どもの死の概念
2 事例展開 育児不安を抱く家族への看護
発達の危機/(井上)
1 事例紹介
2 看護のプロセス
1)アセスメントと看護問題の明確化
2)看護の視点
3 事例展開 社会適応過程に問題を有する小児の看護
不登校の状態にある小児の看護/(佐藤)
1 事例紹介
2 看護のプロセス
1)アセスメントと看護問題の明確化
2)支援(看護)の視点
6 小児の保健医療・福祉対策と小児看護の展望
1.小児看護におけるヘルスプロモーションと健康教育 ……(佐藤)
1)ヘルスプロモーションの考え方と活動方法
2)ヘルスプロモーションと健康教育
2.小児看護の展望―21世紀への小児看護の課題 ……(岡田)
1.小児看護の変遷と小児看護の役割 ……(岡田)
1)小児看護の変遷
2)小児観の変遷
3)小児の疾病構造の変遷と小児看護の役割
2.小児看護と関連法 ……(茎津)
1)子どもの権利条約
2)児童憲章
3)児童福祉法
4)母子保健法
5)学校保健と学校保健法
6)予防接種法
7)社会と少年法
3.小児看護と倫理 ……(茎津)
1)子どもを個人として尊重すること(自律)
2)子どもにとって善いことであること,害を与えられないこと(善行)
3)公平,公正であること(正義)
4)真実であること(誠実)
5)約束を守ること(忠誠)
4.小児医療と子どもの人権,インフォームド・コンセント,QOL ……(茎津)
1)子どもにとってのインフォームド・コンセントとは
2)小児医療と子どもの権利
2 小児看護の対象と家族
1.小児期の親子関係と家族の機能 ……(岡田)
1 母子関係
1)アタッチメントと母子関係の成立
2)母子関係の構造・機能・過程
2 家族関係
1)家族の構造・機能・過程
2)父性なき社会
3 親子関係
1)健康な親子関係と不健康な親子関係
2)親子関係と看護
2.小児の特徴と成長・発達,発達課題 ……(岡田)
1)小児の特徴
2)小児の健康
3)小児のニード
4)小児の成長・発達
成長・発達の一般的原理 成熟早期化現象(発育促進現象)
5)発達課題(developmental task)
6)発達課題と危機
“危機”とは 危機の種類 小児がよく用いる対処機制(行動)
危機を回避するために必要なバランス保持要因
3.小児期の人格の構造と社会化のプロセス ……(岡田)
1)人格の構造
2)育児と環境
3)社会化のプロセス
4.小児の生活と基本的生活習慣(統合された機能) ……(井上)
1 小児の栄養と食事
1)小児の栄養と食生活の意義
2)小児の食摂取基準
3)小児各期の栄養と食事習慣
新生児期の栄養 乳児期の栄養と食事 幼児期の栄養と食事習慣の自立 学童期・思春期の栄養と食生活
2 小児の排泄
1)小児の排泄に関する身体的特徴
2)小児の各期の排泄と排泄習慣
新生児期・乳児期の排泄 幼児期の排泄習慣の自立―トイレットトレーニング
3 小児の睡眠
1)小児各期の睡眠と睡眠習慣
新生児期の睡眠 乳幼児期の睡眠と睡眠習慣
4 小児の清潔
1)小児の清潔に関する身体的特徴
2)小児各期の清潔と清潔習慣
新生児期の清潔 乳幼児期の清潔と清潔習慣
5 小児の衣服と着脱
1)小児(乳幼児)の衣服の条件
2)小児各期の衣服と着脱
新生児期の衣服 乳幼児期の衣服と着脱習慣
6 言葉の発達
1)認知発達
2)言葉の発達
7 遊びの発達
1)遊びの意義
2)遊びの分類
3)遊びの発達―社会的参加
3 小児をとり巻く環境と健康問題
(佐藤)
1.環境の変化と現代の小児の健康状況
1)概観
2)現代の子どもの身体の状態
身体発育 体力 疾病・異常 肥満・生活習慣病と食生活
3)現代の子どもの心身の状態
4)現代の子どものこころと行動に関わる健康状況
不登校 いじめと暴力行為
5)小児の安全(外傷)
2.小児の健康に関わる現代の家族状況
1)育児不安
2)虐待
3)望ましい家族機能とは
3.小児の健康問題と社会状況
4.小児の健康と社会支援システム
1)小児の健康支援の方向性
2)具体的な支援対策
国の施策・提言 地域の小児健全育成事業 子育て上の問題を抱える人のための支援事業
4 小児の健康とヘルスアセスメント
1.小児看護を支える理論的枠組み ……(岡田)
1)構造・機能からみた枠組み
2)ニード論からみた枠組み
3)発達論からみた枠組み
4)相互作用論からみた枠組み
2.小児のヘルスアセスメント ……(岡田・茎津)
1 対象把握の視点/(岡田)
2 ヘルスアセスメントの実際/(茎津)
1)インタビュー
インタビューの基本的態度 インタビューの実際
2)観察
3)身体の発育および発達のアセスメント
身体計測 身体の発育評価 発達の評価
4)生理機能のアセスメント
体温 脈拍 呼吸 血圧
5)全身のアセスメント(フィジカル・アセスメント)
外観 皮膚・爪・体毛 頭部・頸部 目,耳,鼻,口腔,咽頭 胸部・腹部 性器 脊柱,四肢 神経
5 小児看護の体系的・系統的アプローチの実際
1 事例展開 小児の健康問題と看護
1 体温調節系の健康問題 発熱症状のある小児の看護/(岡田)
1 事例紹介
2 看護のプロセス
1)アセスメントと看護問題の明確化
2)看護の視点
2 消化器系の健康問題 下痢症状のある小児の看護/(岡田)
1 事例紹介
2 看護のプロセス
1)アセスメントと看護問題の明確化
2)看護の視点
3 呼吸器系の健康問題 肺炎をもつ小児の看護/(岡田)
1 事例紹介
2 看護のプロセス
1)アセスメントと看護問題の明確化
2)看護の視点
4 循環器系の健康問題 心室中隔欠損症(VSD)をもつ小児の看護/(岡田)
1 事例紹介
2 看護のプロセス
1)アセスメントと看護問題の明確化
2)看護の視点
memo 小児保健対策(慢性特定疾患対策,養育・育成・療育医療)
5 腎・泌尿器系の健康問題 ネフローゼ症候群をもつ小児の看護/(岡田)
1 事例紹介
2 看護のプロセス
1)アセスメントと看護問題の明確化
2)看護の視点
6 内分泌系の健康問題 糖尿病をもつ小児の看護/(佐藤)
1 事例紹介
2 看護のプロセス
1)アセスメントと看護問題の明確化
2)看護の視点
7 血液・免疫の健康問題 急性リンパ性白血病をもつ小児の看護/(茎津)
1 事例紹介
2 看護のプロセス
1)アセスメントと看護問題の明確化
2)看護の視点
memo 子どもの死の概念
2 事例展開 育児不安を抱く家族への看護
発達の危機/(井上)
1 事例紹介
2 看護のプロセス
1)アセスメントと看護問題の明確化
2)看護の視点
3 事例展開 社会適応過程に問題を有する小児の看護
不登校の状態にある小児の看護/(佐藤)
1 事例紹介
2 看護のプロセス
1)アセスメントと看護問題の明確化
2)支援(看護)の視点
6 小児の保健医療・福祉対策と小児看護の展望
1.小児看護におけるヘルスプロモーションと健康教育 ……(佐藤)
1)ヘルスプロモーションの考え方と活動方法
2)ヘルスプロモーションと健康教育
2.小児看護の展望―21世紀への小児看護の課題 ……(岡田)