「最新臨床検査学講座」の刊行にあたって
1958年に衛生検査技師法が制定され,その教育の場からの強い要望に応えて刊行されたのが「衛生検査技術講座」であります.その後,法改正およびカリキュラム改正などに伴い,「臨床検査講座」(1972),さらに「新編臨床検査講座」(1987),「新訂臨床検査講座」(1996)と,その内容とかたちを変えながら改訂・増刷を重ねてまいりました.
2000年4月より,新しいカリキュラムのもとで,新しい臨床検査技師教育が行われることとなり,その眼目である“大綱化”によって,各学校での弾力的な運用が要求され,またそれが可能となりました.「基礎分野」「専門基礎分野」「専門分野」という教育内容とその目標とするところは,従前とかなり異なったものになりました.そこで弊社では,この機に「臨床検査学講座」を刊行することといたしました.臨床検査技師という医療職の重要性がますます高まるなかで,“技術“の修得とそれを応用する力の醸成,および“学”としての構築を目指して,教育内容に沿ったかたちで有機的な講義が行えるよう留意いたしました.
その後,ガイドラインが改定されればその内容を取り込みながら版を重ねてまいりましたが,2013年に「国家試験出題基準平成27年版」が発表されたことにあわせて紙面を刷新した「最新臨床検査学講座」を刊行することといたしました.新シリーズ刊行にあたりましては,臨床検査学および臨床検査技師教育に造詣の深い山藤 賢先生,高木 康先生,奈良信雄先生,三村邦裕先生,和田骼u先生を編集顧問に迎え,シリーズ全体の構想と編集方針の策定にご協力いただきました.各巻の編者,執筆者にはこれまでの「臨床検査学講座」の構成・内容を踏襲しつつ,最近の医学医療,臨床検査の進歩を取り入れることをお願いしました.
本シリーズが国家試験出題の基本図書として,多くの学校で採用されてきました実績に鑑みまして,ガイドライン項目はかならず包含し,国家試験受験の知識を安心して習得できることを企図しました.また,読者の方々に理解されやすい,より使いやすい,より見やすい教科書となるような紙面構成を目指しました.本「最新臨床検査学講座」により臨床検査技師として習得しておくべき知識を,確実に,効率的に獲得することに寄与できましたら本シリーズの目的が達せられたと考えます.
各巻テキストにつきまして,多くの方がたからのご意見,ご叱正を賜れば幸甚に存じます.
2015年春
医歯薬出版株式会社
序
2010年に『検査機器総論』(第2版)が発行されてから5年が経過した.その間,2013年の4月に厚生労働省医政局医事課より『平成27年度版臨床検査技師国家試験出題基準』が公表された.出題基準が設定されてから今回で3回目(平成15年度版,23年度版,27年度版)の改訂となる.検査機器総論は前回の改訂から大きな変更もなく,第2版の本書でも国家試験には十分対応できる内容であった.しかし,今回新たに改訂新版として『最新臨床検査学講座/検査機器総論』を発行することとなった.その理由は,医療の発展がめざましく,現場で使用される医療機器も絶えず新たなものに変化してきている.そこで使用されなくなったものは省き,新しい機器を取り入れるような見直しが必要となったことが改訂新版の大きな要因であった.新版の特徴は,読者の使いやすさや読みやすさなどを考慮し,新たな紙面構成とし,また2色刷りや写真の掲載も多く取り入れ,興味のわくそして学習しやすい体裁に整えた.さらに新たな項目として遺伝子検査機器とPOCTを加え,時代に即した内容の充実もなされている.
近年の臨床検査は,正確にそして精度良くさらに迅速に検査結果を出すことだけが臨床側から求められるのではなくなった.臨床検査技師は検査結果が患者さんの病態を的確に捉えているのか,さらに必要とする検査はどのようなものなのかを瞬時に判断し,コンサルテーションできなければならない.当然ながら精度管理の知識や検査機器の知識はその根底に必要となる.臨床検査技師が今後,医療の担い手として,そしてチーム医療の一員として活躍していくためには,臨床検査技師にしかできないことを確立しなければならない.それはさまざまな分野が考えられるが,分析科学がその一つではないかと思う.臨床検査技師の仕事は検体検査も生理機能検査も測定機器を用いて分析することに尽きる.すなわち医療の現場で分析科学を実践しているのが臨床検査技師であり,専門職として医療に貢献するためには検査機器の原理を含めた使用方法の理解と習熟が不可欠になる.それゆえ,十分な知識と検査機器の使い方などの技術を学生の間に身につけておく必要がある.
本書が臨床検査技師を目指す学生の教科書として,また現場での臨床検査技師の参考書として有益な書となることを期待したい.そして,本書を十分に活用し,医療の発展に寄与され,社会に貢献されることを願ってやまない.
2015年初春
著者を代表して 三村邦裕
1958年に衛生検査技師法が制定され,その教育の場からの強い要望に応えて刊行されたのが「衛生検査技術講座」であります.その後,法改正およびカリキュラム改正などに伴い,「臨床検査講座」(1972),さらに「新編臨床検査講座」(1987),「新訂臨床検査講座」(1996)と,その内容とかたちを変えながら改訂・増刷を重ねてまいりました.
2000年4月より,新しいカリキュラムのもとで,新しい臨床検査技師教育が行われることとなり,その眼目である“大綱化”によって,各学校での弾力的な運用が要求され,またそれが可能となりました.「基礎分野」「専門基礎分野」「専門分野」という教育内容とその目標とするところは,従前とかなり異なったものになりました.そこで弊社では,この機に「臨床検査学講座」を刊行することといたしました.臨床検査技師という医療職の重要性がますます高まるなかで,“技術“の修得とそれを応用する力の醸成,および“学”としての構築を目指して,教育内容に沿ったかたちで有機的な講義が行えるよう留意いたしました.
その後,ガイドラインが改定されればその内容を取り込みながら版を重ねてまいりましたが,2013年に「国家試験出題基準平成27年版」が発表されたことにあわせて紙面を刷新した「最新臨床検査学講座」を刊行することといたしました.新シリーズ刊行にあたりましては,臨床検査学および臨床検査技師教育に造詣の深い山藤 賢先生,高木 康先生,奈良信雄先生,三村邦裕先生,和田骼u先生を編集顧問に迎え,シリーズ全体の構想と編集方針の策定にご協力いただきました.各巻の編者,執筆者にはこれまでの「臨床検査学講座」の構成・内容を踏襲しつつ,最近の医学医療,臨床検査の進歩を取り入れることをお願いしました.
本シリーズが国家試験出題の基本図書として,多くの学校で採用されてきました実績に鑑みまして,ガイドライン項目はかならず包含し,国家試験受験の知識を安心して習得できることを企図しました.また,読者の方々に理解されやすい,より使いやすい,より見やすい教科書となるような紙面構成を目指しました.本「最新臨床検査学講座」により臨床検査技師として習得しておくべき知識を,確実に,効率的に獲得することに寄与できましたら本シリーズの目的が達せられたと考えます.
各巻テキストにつきまして,多くの方がたからのご意見,ご叱正を賜れば幸甚に存じます.
2015年春
医歯薬出版株式会社
序
2010年に『検査機器総論』(第2版)が発行されてから5年が経過した.その間,2013年の4月に厚生労働省医政局医事課より『平成27年度版臨床検査技師国家試験出題基準』が公表された.出題基準が設定されてから今回で3回目(平成15年度版,23年度版,27年度版)の改訂となる.検査機器総論は前回の改訂から大きな変更もなく,第2版の本書でも国家試験には十分対応できる内容であった.しかし,今回新たに改訂新版として『最新臨床検査学講座/検査機器総論』を発行することとなった.その理由は,医療の発展がめざましく,現場で使用される医療機器も絶えず新たなものに変化してきている.そこで使用されなくなったものは省き,新しい機器を取り入れるような見直しが必要となったことが改訂新版の大きな要因であった.新版の特徴は,読者の使いやすさや読みやすさなどを考慮し,新たな紙面構成とし,また2色刷りや写真の掲載も多く取り入れ,興味のわくそして学習しやすい体裁に整えた.さらに新たな項目として遺伝子検査機器とPOCTを加え,時代に即した内容の充実もなされている.
近年の臨床検査は,正確にそして精度良くさらに迅速に検査結果を出すことだけが臨床側から求められるのではなくなった.臨床検査技師は検査結果が患者さんの病態を的確に捉えているのか,さらに必要とする検査はどのようなものなのかを瞬時に判断し,コンサルテーションできなければならない.当然ながら精度管理の知識や検査機器の知識はその根底に必要となる.臨床検査技師が今後,医療の担い手として,そしてチーム医療の一員として活躍していくためには,臨床検査技師にしかできないことを確立しなければならない.それはさまざまな分野が考えられるが,分析科学がその一つではないかと思う.臨床検査技師の仕事は検体検査も生理機能検査も測定機器を用いて分析することに尽きる.すなわち医療の現場で分析科学を実践しているのが臨床検査技師であり,専門職として医療に貢献するためには検査機器の原理を含めた使用方法の理解と習熟が不可欠になる.それゆえ,十分な知識と検査機器の使い方などの技術を学生の間に身につけておく必要がある.
本書が臨床検査技師を目指す学生の教科書として,また現場での臨床検査技師の参考書として有益な書となることを期待したい.そして,本書を十分に活用し,医療の発展に寄与され,社会に貢献されることを願ってやまない.
2015年初春
著者を代表して 三村邦裕
第1章 検査機器学総説
I 用手法と検査機器
1 用手法の特徴
2 自動分析装置の特徴
3 自動化機器による分析
II 取り扱い上の注意と心構え
III 検査機器総論を学ぶ意義と臨床検査技師に求められるもの
第2章 共通機械器具の原理・構造
A 化学容量器
I メスフラスコ,メスシリンダー,ピペット,微量ピペット
1 用途
2 種類および構造
3 使用上の留意点
II 検定公差,検定法,洗浄法
1 検定公差
2 検定法
3 メスフラスコおよびピペットの検度
4 洗浄
B 秤量装置
I 目的
II 質量測定の原理
1 質量標準
2 天びん:質量計と重力計
III 天びんの種類
IV 天びんに関する用語
V 天びんの構造と使用法
1 上皿天びん
2 自動上皿天びん
3 化学天びん
4 直示天びん(定感量型・不等比型)
5 電子天びん
C 遠心分離装置
I 原理
II 汎用遠心分離機
1 用途
2 種類
3 構造
4 操作法
5 注意点
III 高速遠心分離機
1 用途
2 種類
3 構造
4 操作法
IV 超遠心分離機30
1 用途
2 種類
3 構造
4 操作法
5 注意点
V ヘマトクリット用遠心分離機
1 用途
2 構造
D 分離分析装置
I 電気泳動装置
1 セルロースアセテート(セ・ア)膜電気泳動装置
2 アガロースゲル電気泳動装置
3 ポリアクリルアミドゲル電気泳動装置
4 その他(キャピラリ電気泳動装置,マイクロチップ電気泳動装置)
II クロマトグラフ
1 高速液体クロマトグラフィ装置
2 ガスクロマトグラフィ装置
E 攪拌装置
I 攪拌装置の概要
1 攪拌操作の目的
2 原理
II 攪拌機
1 マグネチックスターラ(magnetic stirrer)
2 攪拌機(stirrer)
III 攪拌装置(mixer)
1 振動式攪拌装置(vibro mixer,vortex mixer,flush mixwe)
2 振盪機(shaker)
3 粉砕装置
F 恒温装置
I 恒温装置の概要
II 温度調節装置
1 バイメタル式センサ
2 熱膨張式センサ
3 液体熱膨張式センサ
4 電子式自動温度調節器
III 恒温水槽
1 種類
2 構造
3 保守管理と使用上の留意点
IV 孵卵器
1 種類・用途
2 構造
3 保守管理と使用上の留意点
V 乾燥器
1 定温式乾燥器
2 熱風式乾燥器
G 保冷装置
I 冷蔵・冷凍の原理
II 冷蔵庫
1 用途
2 種類
III 冷凍庫(フリーザ)
1 用途
2 種類
3 使用上の留意点
H 滅菌装置
I 乾熱滅菌器
1 用途
2 種類
3 構造
II 高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)
1 用途・原理
2 構造
3 種類
4 使用上の留意点
III 酸化エチレンガス(エチレンオキサイドガス,EOG)滅菌装置
1 用途
2 原理
3 構造
4 使用上の留意点
IV プラズマ滅菌装置
1 用途
2 原理
3 滅菌の工程(プロセス)
4 使用上の留意点
I 測光装置
I 光についての知識
1 光の性質とエネルギー
2 分子のエネルギー
3 光の吸収
4 励起原子・分子の運命
5 光の吸収と分子軌道
6 溶液の色
7 発色団と助色団
II 分光光度計
1 用途
2 原理
3 種類
4 構造
5 使用上の留意点
III 蛍光光度計
1 用途
2 構造
3 使用上の留意点
IV 原子吸光光度計
1 用途
2 原理
3 種類
4 構造
5 使用上の留意点
J 顕微鏡装置
I 生物顕微鏡
1 目的,用途
2 光学顕微鏡の種類
3 原理
4 構造
5 顕微鏡観察法
6 生物顕微鏡取り扱い上の注意点
7 顕微鏡の周辺装置
II 実体顕微鏡
1 目的,用途
2 実体顕微鏡の種類
III 位相差顕微鏡
1 目的,用途
2 原理
3 構造
4 観察法
5 位相差顕微鏡取り扱い上の注意点
IV 偏光顕微鏡
1 目的,用途
2 原理
3 構造
4 観察法
V 蛍光顕微鏡
1 目的,用途
2 原理
3 構造
4 観察法
VI 電子顕微鏡
1 目的,用途
2 電子顕微鏡の種類
3 原理
4 構造
5 観察法
VII ディジタル撮影装置
1 目的,用途
2 ディジタルカメラ
3 原理
4 構造・機構
5 ディジタル写真
K 電気化学装置
I pHメータ
1 用途
2 種類
3 原理
4 構造
5 使用上の留意点
II イオン選択性電極
1 用途
2 種類
3 原理
4 構造
5 使用上の留意点
III 酸素電極
1 用途
2 種類
3 原理および構造
4 酸素電極の応用
IV 血液ガス分析装置
1 用途
2 種類
3 原理
4 構造
5 使用上の留意点
L 純水製造装置
I 用途
II 原理および構造
1 蒸留法
2 イオン交換法
3 逆浸透法
III 純水製造法の実際
1 純水および超純水
2 純水製造プロセス
3 超純水製造プロセス
4 比抵抗と電気伝導率
5 水の品質
IV 使用上の留意点
M 遺伝子検査機器
I 核酸抽出装置
II 核酸電気泳動理
III サーマルサイクラー
IV 塩基配列決定理
V 核酸ブロットハイブリダイゼーション
VI 蛋白発現の解析
VII マイクロアレイDNAチップ解析
第3章 各専門機器(系統別機器)
A 血液
I 自動血球計数装置
1 目的,用途
2 種類
3 原理
4 測定
5 構造
6 使用上の留意点
II 自動白血球分類装置
1 目的,用途
2 種類
3 原理
4 構造
5 使用上の留意点
III 自動凝固・線溶検査装置
1 目的,用途
2 種類
3 原理
4 構造
5 使用上の留意点
IV 血小板凝集能測定装置
1 目的,用途
2 種類
3 原理
4 構造
5 使用上の留意点
V フローサイトメータ(flow cytometer;FCM)
1 目的,用途
2 種類
3 原理
4 構造
5 使用上の留意点
B 化学
I 生化学自動分析装置
1 用途
2 種類
3 計測機構
4 ディクリート生化学自動分析装置の構造
II 酵素免疫自動分析装置
1 用途
2 種類
3 構造
III 濃度計(デンシトメータ)
1 用途
2 デンシトメトリの原理
3 構造
IV 質量分析計(mass spectrometry:MS)
1 構造
2 試料導入部
3 イオン源
4 分析部
V RI(放射性同位元素)計測装置
1 電離箱,比例計数管,GM管
2 シンチレーション計数管(scintillation counter)
C 病理
I 自動固定包埋装置
1 目的,用途
2 種類
3 基本的な構造と機能
4 使用上の留意点
II パラフィン包埋装置
1 目的,用途
2 種類
3 基本的な構造と機能
4 使用上の留意点
III ミクロトーム
1 目的,用途
2 種類
3 基本的な構造と機能
4 各種ミクロトームの原理と特徴
5 使用上の留意点
IV クリオスタット(凍結切片作製装置)
1 目的,用途
2 基本的な構造と機能
3 使用上の留意点
V パラフィン伸展器
1 目的,用途
2 種類
3 基本的な構造と機能
4 使用上の留意点
VI 自動染色装置
1 目的,用途
2 基本的な構造と機能
3 使用上の留意点
VII 自動封入装置
1 目的,用途
2 基本的な構造と機能
3 使用上の留意点
VIII オートスメア(自動細胞収集装置)
1 目的,用途
2 基本的な構造と機能
3 使用上の留意点
IX 電子顕微鏡用標本作製装置
1 目的,用途
2 種類と基本的構造・機能
3 使用上の留意点
D 微生物
I 微生物検査における自動機器の位置づけ
II 自動細菌検査装置
1 測定原理
2 測定方式
3 測定時間
4 機種の種類
5 利点
6 問題点
III 質量分析装置
1 測定原理
2 測定時間
3 機種の種類
4 利点
5 問題点
IV 自動血液培養装置
1 測定原理
2 機種の種類
3 特徴および利点
4 問題点
V 自動抗酸菌培養装置
VI 遺伝子検査装置
1 測定原理と機種
2 特徴および利点
3 問題点
4 測定項目
VII 安全キャビネット
VIII その他の機器
1 検体自動塗布装置
2 自動免疫測定装置
3 自動培地分注装置
4 バイオハザード対策用冷却遠心機
5 ミクロプランタ
6 パルスフィールドゲル電気泳動装置
7 その他の機器
E 免疫血清
I 水平回転機(スライディングローター)
1 用途
2 使用上の留意点
II マイクロタイター法(用手法)
1 用途
2 構成,使用上の留意点
III プレートリーダー
1 用途
2 構成,使用上の留意点
IV ブロッティング装置
1 用途
2 原理,構成
2 構造,使用上の留意点
V イムノクロマトリーダー
1 用途
2 原理
F 生理
I 心電計
1 目的
2 構造
3 誘導法
4 心電計の仕様
II 心音計・脈波計
1 目的,用途
2 種類
3 構造
4 検査上の留意点
III 脳波計
1 目的
2 デジタル脳波計
3 構造
IV 筋電計
1 原理,目的,用途
2 筋電計の構成
V 呼吸機能検査装置
1 目的,用途
2 種類
3 原理,構造
4 電子式スパイロメータ
5 使用上の留意点
VI 超音波画像診断装置
1 原理,目的,用途
2 構成
VII 聴力検査装置
1 目的
2 種類
3 原理
4 構造
VIII 眼底写真撮影装置(無散瞳眼底カメラ)
1 目的,用途
2 構造
3 観察・撮影
IX 誘発電位検査装置
1 目的
2 種類
3 原理
4 構造
5 使用上の留意点
X 熱画像診断装置(サーモグラフィ)
1 原理
2 構造
3 赤外線検出器
4 サーモグラフィの留意点と特徴
XI 磁気共鳴画像診断(MRI)
1 原理
2 構成
3 MRIの特徴と問題点
XII 重心動揺計
1 目的,用途
2 構成
XIII 眼振電図計測装置(眼振計:ENG)
1 目的,用途
2 原理,構成
XIV 経皮的血液ガス分圧測定装置
1 目的,用途
2 原理
3 構造
4 使用上の留意点
XV パルスオキシメータ
1 目的,用途
2 原理
3 構造
4 使用上の留意点
G POCT(point of care testing)
I POCT対応機器(ポータブル分析装置)
1 目的・用途
2 種類
3 使用上の留意点
II POCT対応試薬(迅速診断キット)
1 目的・用途
2 種類
3 使用上の留意点
III 携帯型生理機能検査装置
1 目的・用途
2 種類
3 使用上の留意点
索引
I 用手法と検査機器
1 用手法の特徴
2 自動分析装置の特徴
3 自動化機器による分析
II 取り扱い上の注意と心構え
III 検査機器総論を学ぶ意義と臨床検査技師に求められるもの
第2章 共通機械器具の原理・構造
A 化学容量器
I メスフラスコ,メスシリンダー,ピペット,微量ピペット
1 用途
2 種類および構造
3 使用上の留意点
II 検定公差,検定法,洗浄法
1 検定公差
2 検定法
3 メスフラスコおよびピペットの検度
4 洗浄
B 秤量装置
I 目的
II 質量測定の原理
1 質量標準
2 天びん:質量計と重力計
III 天びんの種類
IV 天びんに関する用語
V 天びんの構造と使用法
1 上皿天びん
2 自動上皿天びん
3 化学天びん
4 直示天びん(定感量型・不等比型)
5 電子天びん
C 遠心分離装置
I 原理
II 汎用遠心分離機
1 用途
2 種類
3 構造
4 操作法
5 注意点
III 高速遠心分離機
1 用途
2 種類
3 構造
4 操作法
IV 超遠心分離機30
1 用途
2 種類
3 構造
4 操作法
5 注意点
V ヘマトクリット用遠心分離機
1 用途
2 構造
D 分離分析装置
I 電気泳動装置
1 セルロースアセテート(セ・ア)膜電気泳動装置
2 アガロースゲル電気泳動装置
3 ポリアクリルアミドゲル電気泳動装置
4 その他(キャピラリ電気泳動装置,マイクロチップ電気泳動装置)
II クロマトグラフ
1 高速液体クロマトグラフィ装置
2 ガスクロマトグラフィ装置
E 攪拌装置
I 攪拌装置の概要
1 攪拌操作の目的
2 原理
II 攪拌機
1 マグネチックスターラ(magnetic stirrer)
2 攪拌機(stirrer)
III 攪拌装置(mixer)
1 振動式攪拌装置(vibro mixer,vortex mixer,flush mixwe)
2 振盪機(shaker)
3 粉砕装置
F 恒温装置
I 恒温装置の概要
II 温度調節装置
1 バイメタル式センサ
2 熱膨張式センサ
3 液体熱膨張式センサ
4 電子式自動温度調節器
III 恒温水槽
1 種類
2 構造
3 保守管理と使用上の留意点
IV 孵卵器
1 種類・用途
2 構造
3 保守管理と使用上の留意点
V 乾燥器
1 定温式乾燥器
2 熱風式乾燥器
G 保冷装置
I 冷蔵・冷凍の原理
II 冷蔵庫
1 用途
2 種類
III 冷凍庫(フリーザ)
1 用途
2 種類
3 使用上の留意点
H 滅菌装置
I 乾熱滅菌器
1 用途
2 種類
3 構造
II 高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)
1 用途・原理
2 構造
3 種類
4 使用上の留意点
III 酸化エチレンガス(エチレンオキサイドガス,EOG)滅菌装置
1 用途
2 原理
3 構造
4 使用上の留意点
IV プラズマ滅菌装置
1 用途
2 原理
3 滅菌の工程(プロセス)
4 使用上の留意点
I 測光装置
I 光についての知識
1 光の性質とエネルギー
2 分子のエネルギー
3 光の吸収
4 励起原子・分子の運命
5 光の吸収と分子軌道
6 溶液の色
7 発色団と助色団
II 分光光度計
1 用途
2 原理
3 種類
4 構造
5 使用上の留意点
III 蛍光光度計
1 用途
2 構造
3 使用上の留意点
IV 原子吸光光度計
1 用途
2 原理
3 種類
4 構造
5 使用上の留意点
J 顕微鏡装置
I 生物顕微鏡
1 目的,用途
2 光学顕微鏡の種類
3 原理
4 構造
5 顕微鏡観察法
6 生物顕微鏡取り扱い上の注意点
7 顕微鏡の周辺装置
II 実体顕微鏡
1 目的,用途
2 実体顕微鏡の種類
III 位相差顕微鏡
1 目的,用途
2 原理
3 構造
4 観察法
5 位相差顕微鏡取り扱い上の注意点
IV 偏光顕微鏡
1 目的,用途
2 原理
3 構造
4 観察法
V 蛍光顕微鏡
1 目的,用途
2 原理
3 構造
4 観察法
VI 電子顕微鏡
1 目的,用途
2 電子顕微鏡の種類
3 原理
4 構造
5 観察法
VII ディジタル撮影装置
1 目的,用途
2 ディジタルカメラ
3 原理
4 構造・機構
5 ディジタル写真
K 電気化学装置
I pHメータ
1 用途
2 種類
3 原理
4 構造
5 使用上の留意点
II イオン選択性電極
1 用途
2 種類
3 原理
4 構造
5 使用上の留意点
III 酸素電極
1 用途
2 種類
3 原理および構造
4 酸素電極の応用
IV 血液ガス分析装置
1 用途
2 種類
3 原理
4 構造
5 使用上の留意点
L 純水製造装置
I 用途
II 原理および構造
1 蒸留法
2 イオン交換法
3 逆浸透法
III 純水製造法の実際
1 純水および超純水
2 純水製造プロセス
3 超純水製造プロセス
4 比抵抗と電気伝導率
5 水の品質
IV 使用上の留意点
M 遺伝子検査機器
I 核酸抽出装置
II 核酸電気泳動理
III サーマルサイクラー
IV 塩基配列決定理
V 核酸ブロットハイブリダイゼーション
VI 蛋白発現の解析
VII マイクロアレイDNAチップ解析
第3章 各専門機器(系統別機器)
A 血液
I 自動血球計数装置
1 目的,用途
2 種類
3 原理
4 測定
5 構造
6 使用上の留意点
II 自動白血球分類装置
1 目的,用途
2 種類
3 原理
4 構造
5 使用上の留意点
III 自動凝固・線溶検査装置
1 目的,用途
2 種類
3 原理
4 構造
5 使用上の留意点
IV 血小板凝集能測定装置
1 目的,用途
2 種類
3 原理
4 構造
5 使用上の留意点
V フローサイトメータ(flow cytometer;FCM)
1 目的,用途
2 種類
3 原理
4 構造
5 使用上の留意点
B 化学
I 生化学自動分析装置
1 用途
2 種類
3 計測機構
4 ディクリート生化学自動分析装置の構造
II 酵素免疫自動分析装置
1 用途
2 種類
3 構造
III 濃度計(デンシトメータ)
1 用途
2 デンシトメトリの原理
3 構造
IV 質量分析計(mass spectrometry:MS)
1 構造
2 試料導入部
3 イオン源
4 分析部
V RI(放射性同位元素)計測装置
1 電離箱,比例計数管,GM管
2 シンチレーション計数管(scintillation counter)
C 病理
I 自動固定包埋装置
1 目的,用途
2 種類
3 基本的な構造と機能
4 使用上の留意点
II パラフィン包埋装置
1 目的,用途
2 種類
3 基本的な構造と機能
4 使用上の留意点
III ミクロトーム
1 目的,用途
2 種類
3 基本的な構造と機能
4 各種ミクロトームの原理と特徴
5 使用上の留意点
IV クリオスタット(凍結切片作製装置)
1 目的,用途
2 基本的な構造と機能
3 使用上の留意点
V パラフィン伸展器
1 目的,用途
2 種類
3 基本的な構造と機能
4 使用上の留意点
VI 自動染色装置
1 目的,用途
2 基本的な構造と機能
3 使用上の留意点
VII 自動封入装置
1 目的,用途
2 基本的な構造と機能
3 使用上の留意点
VIII オートスメア(自動細胞収集装置)
1 目的,用途
2 基本的な構造と機能
3 使用上の留意点
IX 電子顕微鏡用標本作製装置
1 目的,用途
2 種類と基本的構造・機能
3 使用上の留意点
D 微生物
I 微生物検査における自動機器の位置づけ
II 自動細菌検査装置
1 測定原理
2 測定方式
3 測定時間
4 機種の種類
5 利点
6 問題点
III 質量分析装置
1 測定原理
2 測定時間
3 機種の種類
4 利点
5 問題点
IV 自動血液培養装置
1 測定原理
2 機種の種類
3 特徴および利点
4 問題点
V 自動抗酸菌培養装置
VI 遺伝子検査装置
1 測定原理と機種
2 特徴および利点
3 問題点
4 測定項目
VII 安全キャビネット
VIII その他の機器
1 検体自動塗布装置
2 自動免疫測定装置
3 自動培地分注装置
4 バイオハザード対策用冷却遠心機
5 ミクロプランタ
6 パルスフィールドゲル電気泳動装置
7 その他の機器
E 免疫血清
I 水平回転機(スライディングローター)
1 用途
2 使用上の留意点
II マイクロタイター法(用手法)
1 用途
2 構成,使用上の留意点
III プレートリーダー
1 用途
2 構成,使用上の留意点
IV ブロッティング装置
1 用途
2 原理,構成
2 構造,使用上の留意点
V イムノクロマトリーダー
1 用途
2 原理
F 生理
I 心電計
1 目的
2 構造
3 誘導法
4 心電計の仕様
II 心音計・脈波計
1 目的,用途
2 種類
3 構造
4 検査上の留意点
III 脳波計
1 目的
2 デジタル脳波計
3 構造
IV 筋電計
1 原理,目的,用途
2 筋電計の構成
V 呼吸機能検査装置
1 目的,用途
2 種類
3 原理,構造
4 電子式スパイロメータ
5 使用上の留意点
VI 超音波画像診断装置
1 原理,目的,用途
2 構成
VII 聴力検査装置
1 目的
2 種類
3 原理
4 構造
VIII 眼底写真撮影装置(無散瞳眼底カメラ)
1 目的,用途
2 構造
3 観察・撮影
IX 誘発電位検査装置
1 目的
2 種類
3 原理
4 構造
5 使用上の留意点
X 熱画像診断装置(サーモグラフィ)
1 原理
2 構造
3 赤外線検出器
4 サーモグラフィの留意点と特徴
XI 磁気共鳴画像診断(MRI)
1 原理
2 構成
3 MRIの特徴と問題点
XII 重心動揺計
1 目的,用途
2 構成
XIII 眼振電図計測装置(眼振計:ENG)
1 目的,用途
2 原理,構成
XIV 経皮的血液ガス分圧測定装置
1 目的,用途
2 原理
3 構造
4 使用上の留意点
XV パルスオキシメータ
1 目的,用途
2 原理
3 構造
4 使用上の留意点
G POCT(point of care testing)
I POCT対応機器(ポータブル分析装置)
1 目的・用途
2 種類
3 使用上の留意点
II POCT対応試薬(迅速診断キット)
1 目的・用途
2 種類
3 使用上の留意点
III 携帯型生理機能検査装置
1 目的・用途
2 種類
3 使用上の留意点
索引