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障害別OT治療学

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第4章 認知症 5)症例問題

問 題
3
OT 58 PM 19

60歳の男性.Alzheimer型認知症.若いころから日曜大工が趣味で,本棚や花壇などを作っていた.1年前から食事をしたことを忘れるようになった.最近,置き忘れた財布を「盗まれた」などと言い,家庭内でのトラブルが多くなり精神科を受診して入院となった.作業療法導入時,「ここは学校ですか.私は仕事がありますので帰ります」と言い,作業療法室内を歩き回り,他の患者に対する怒声や暴言が観察された.この時期の作業療法士の対応で優先すべきなのはどれか.

  • 1.患者の言動を厳しく叱責する.
  • 2.職業リハビリテーションを導入する.
  • 3.場の雰囲気に馴れるように援助する.
  • 4.本棚作りなどの木工作業を導入する.
  • 5.記憶力の改善を目的とした活動を導入する.

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「理学療法士・作業療法士 国家試験 必修ポイント 障害別OT治療学」
第4章 認知症 5)症例問題 246頁