理学療法士・作業療法士 国家試験 必修ポイント理学療法士・作業療法士 国家試験 必修ポイント

障害別OT治療学

障害別OT治療学

障害別OT治療学

第8章 精神・心理障害 7)精神作用物質使用による精神および行動の障害

③ アルコール依存症(症例問題)

問 題
1
第55回 作業療法 午前17

40歳の男性.20歳から飲酒を始め,就職後はストレスを解消するために自宅で習慣的に飲酒していた.その後,毎晩の飲酒量が増え,遅刻や無断欠勤をし,休みの日は朝から飲酒するようになった.連続飲酒状態になり,リビングで泥酔し尿便を失禁していた.心配した妻に連れられて精神科を受診し,そのまま入院となった.離脱症状が治まり,体調が比較的安定したところで主治医から作業療法の指示が出された.初回面接時には「自分は病気ではない」と話した.初期の対応で適切なのはどれか.

  • 1.飲酒しないように繰り返し指導する.
  • 2.心理教育により依存症の理解を促す.
  • 3.AA〈Alcoholics Anonymous〉を紹介する.
  • 4.10 METsの運動で身体機能の回復を促す.
  • 5.飲酒による問題の存在を受け入れるよう促す.

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詳しい解説は以下をご参照ください。
「理学療法士・作業療法士 国家試験 必修ポイント 障害別OT治療学」
第8章 精神・心理障害 7)精神作用物質使用による精神および行動の障害 378頁