日本人の日本人による日本人のためのインプラント治療法
私がインプラントを手掛けてから25年がたとうとしている。その間、ブローネマルクインプラント、プラトンインプラントをへて現在はカムログインプラントを使用している。インプラントは連結機構の著しい進歩にもかかわらず、埋入法は相変わらずドリリングによる手法を用いてきた。しかし、脆弱骨にドリリングをしていざ埋入しようとしても初期固定が出来なくなったり、狭窄骨に埋入を試みてもフィクスチャー径の方が大きくスレッドが露出してしまったりすることが多く経験してきた。最近では、他の部位から移植することなく、骨を移動させて海綿骨を補い初期固定を強固にしたり、スリッティングと開墾テクニックを併用することによって狭窄骨の拡大も簡単になってきた。今回は、改良を加えた脆弱海綿骨移動術と開墾狭窄骨移動術をご紹介するとともに、さらに上部構造として患者さんに優しいガルバーノデンチャ、イボクラー社製のe-Maxとセレック3のCADCAM技術を使った方法や咬合調整もご紹介したいと思う。(現在、インプラントジャーナルに連載中)
開催日時: |
平成22年12月12日 10:00~17:00(受付開始/09:30~) |
講師: |
鈴木 光雄 先生 |
開催地: |
東京都 |
会場: |
中央工学校生涯実習センター |
受講料: |
歯科医25,000円(税込) 歯科技工士・歯科衛生士10,000円(税込) |
主催: |
HDM学術研修会 |
問合せ先: |
HDM学術研修会事務局
電話:03-3828-7193
FAX:03-3823-8667
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講演内容
1.インプラントを支台にした可撤式ガルバーノブリッジ
2.脆弱骨、狭窄骨に対するインプラント埋入法
3.セレック3とイボクラー社製e-Maxを使ったインプラント上部構造
4.ジルコニアCADCAMフレームを使ったインプラントブリッジ
5.サイトプラストを使った減張切開をしない歯肉の閉鎖方法
6.インプラントのための咬合調整
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歯界展望2010年10月号掲載
<この情報は上記雑誌掲載時点での情報です。終了または変更の場合もございますので予めご了承下さい>