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第13回日本臨床口腔外科医会研修会 高齢社会で勝ち組になろう!(2)
 今,臨床現場では摂食・嚥下障害の治療に対するneedsが高まってきています.この10年で,日本で嚥下障害の学会が組織され,臨床レベルも飛躍的に上昇しました.病院では様々な診療科で,様々な職種が参加した嚥下治療が行われるようになってきています.しかしながら,退院後は,急に嚥下に対する治療や介入が手薄となるのが現状です.
 その結果,在宅や施設では,嚥下機能が回復しているにもかかわらず経管栄養が継続されていたり,悪化しても窒息や誤嚥性肺炎になるまで気づかれない,といった症例が散見されます.退院後の症状の変化に対応されずに「退院時のまま治療が止まっている」のです.嚥下障害は消長を繰り返すため,在宅や施設に戻ってもfollowしていく必要があります.
 では在宅や施設の場で嚥下障害を見るのは誰が適任でしょうか? 私達は歯科がその役割をもっと果たすべきと考えています.歯科医院は日本全国に数多く,他科よりも往診が盛んです.何より,歯科医師は嚥下機能を含む口腔機能の専門家であるはずです.確かに過去において,嚥下機能に関する教育は,歯学・医学教育にとって必須ではありませんでした.そのため,嚥下障害の治療を始めようと思っても,どこから始めてよいかわからず,なかなか最初の1歩を踏み出すことが難しく感じるのではないでしょうか.今回の講演では、歯科が行う嚥下障害の治療について,私たちが行っている臨床を交えて,明日からでも実践できる内容をお話し,実習も行う予定です.
開催日時: 平成18年9月3日(日)12:00~17:00
講師: 野原幹司先生「歯科往診時における嚥下治療と栄養マネジメントの考え方」
佐々生康宏先生「嚥下治療の観察ポイント」
小谷泰子先生「往診での嚥下治療の手順 訓練と食事介助」
開催地: 大阪
会場: タカラベルモント大阪本社 西館地下1階T・Bホール
受講料: 歯科医師・医師5,000円  その他医療関係者3,000円
(日本臨床口腔外科医会会員:無料)
定員: 200名
主催: 日本臨床口腔外科医会(JACOMS)
問合せ先: 日本臨床口腔外科医会(JACOMS)事務局
FAX:06-6872-5968
e-mail: j-info@jacoms.gr.jp
URL: http://www.jacoms.gr.jp

歯界展望2006年8月号掲載

<この情報は上記雑誌掲載時点での情報です。終了または変更の場合もございますので予めご了承下さい>

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