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歯科臨床における咬合治療の実践―シークエンシャル咬合コース―
6日間コースのご案内
 歯科治療における咬合学は長い間、咀嚼回復をその最終治療目標としてきた。しかし、最近の研究の結果では、単なる咀嚼のための器官ではなく、情動ストレス発散のための重要な器官と理解され、ブラキシズムが生体における重要な機能と考えられている。グラインディングやクレンチングは咬合機能の中で最も生力学的負荷の大きい活動であるから、咬合治療成功のためにはブラキシズムに対応した咬合の概念の確立と共に的確な咬合診断が必要である。
 シークエンシャル咬合はこのような観点から構築された新しい咬合の概念である。咬合の原点がブラキシズムにあるとすると、臨床的な咬合診断においては、ブラキシズム機能時のグラインディングパターンや咬合様式の解析が極めて重要である。われわれは、その目的でコンディログラフによる下顎頭の運動、ブラックスチェッカーによる咬耗面の解析、睡眠ブラキシズム時の筋活動、咬合面形態の3次元解析などを行ってきた。
 本コースではこれらのデーターから見えてくる個体毎の咬合治療のあり方と咬合構築の実践について考えていく。
開催日時: 2011年 7月2日(土)・3日  9月10日(土)・11日(日) 10月8日(土)・9日(日)
 時間:土曜日10:00~18:00  日曜日9:00~17:00
講師: 佐藤 貞雄 教授  小野寺 寛司 先生  杉本 幸一 先生
開催地: 大阪
会場: 白水貿易(株)大阪本社 6Fホール
受講料: 歯科医師:¥315,000(昼食/税込) 歯科技工士/歯科衛生士:¥210,000(昼食/税込)
定員: 20名
主催: 白水貿易株式会社
問合せ先: 研修会係
電話:06-6396-4411
FAX:06-6396-4468
講演内容:
1.咬合の概念と総合的咬合診断
 咬合学用語、咬合と口腔疾患、ブラキシズムの課題、咬合器を用いた咬合診断、咬合器と顎顔面形態との連携、ブラックスチェッカーの利用
2.顎関節と咬合
 ヒトの顎関節の特徴と課題、顎関節と咬合の関係、下顎位の問題、下顎運動の解析(コンディログラフ)とその診断への応用
3.咬合のルール
 咬合構築の手順、顎顔面の成長と咬合、セファログラムを用いた咬合の機能診断

歯界展望2011年6月号掲載

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