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抜歯の基準を再考する
 インプラント治療が全盛となった今、歯の保存が軽視されるようになってきている。患者の年齢や病態を考慮せず、インプラント治療の予知性ばかりを過信したならば、それは不幸な結果に終わる可能性が高い。更に増大するであろう歯科医療訴訟を考えると、今後問題は深刻化していくばかりである。
 だからと言って私は、インプラント治療を否定しているのではない。インプラント治療の闇の部分に焦点を当てることで、インプラント治療の弱点を理解し、もう一度「歯の保存」を真摯に考える機会を持って頂きたいと考えています。
 自身の力量と技術力が、抜歯の基準に大きく関わってくることは当然ですが、漠然とした抜歯基準のもとで治療されたのでは、患者は溜まったものではない。
 そこで塗料計画を立案する際に必要と思われる診査および診断方法を提示し、症例を通して「抜歯か保存」かの選択を如何に行ったのかを解説してみたい。
 インプラント治療におけるアドバンステクニックを習得することも大切ではあるが、ここはもう一度、歯周外科処置のバリエーションを増やすことで「歯の保存」の選択肢を拡大しては如何だろうか。
 そして、自分の技量にマッチした「明確な抜歯基準」を策定して頂き、保存療法とインプラント治療の共存について正しく理解してほしいと思います。
開催日時: 2010年11月28日(日)10:00-16:00
講師: 長谷川 嘉昭 先生
開催地: 東京都
会場: マイクロテック研修室
受講料: 24,000円
定員: 20名
主催
問合せ先:
株式会社マイクロテック
担当:山田
電話:03-5827-1380
FAX:03-5827-1381
e-mail: yamada@micro-t.jp
URL: http://www.micro-t.jp
目次
 1.失活歯に対する処置
 2.歯周病罹患歯(単根歯)に対する処置
 3.歯周病罹患歯(複根歯)に対する処置
 4.インプラント時代の戦略的抜歯とは
 5.自家歯牙移植 VS インプラント

歯界展望2010年10月号掲載

<この情報は上記雑誌掲載時点での情報です。終了または変更の場合もございますので予めご了承下さい>

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