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CDE 東京医科歯科大学歯科同窓会 歯科ががんに向きあう
―「それでも食べたい」を支える口腔ケア―
 現代日本では男性の2人に1人、女性の3人に1人が生存中にがんに罹患し、3人に1人ががんにより亡くなっています。私たちの診療室にも、がんに罹患しそして現在治療中の方々が現実に来院しています。
 がん患者の歯科治療はどこに注意したほうが良いのでしょうか? がん治療の前後に口腔ケアを取り入れることで合併症が減少し、予後やQOLが向上することが明らかになっています。では、普通の口腔ケアとの違いは? 「治る患者さんではない人」へのコミュニケーションのポイントは? 今後増えるであろうこうした問題に対する道しるべが、この講演会にはあります。
 講師はこの分野のトップランナーであり、多くのがん患者に対する歯科治療の経験をお持ちの大田洋二郎先生です。がんセンターにおけるがん患者に対する口腔ケアの内容や、現在稼働中であるがん患者を通じた地域の開業医、歯科衛生士、看護師ら医療スタッフとの医療連携についてなど、興味深い内容をお話しいただきます。
※受講生には『がん治療における口腔トラブルとケア(口腔ケアプログラム付)―外科手術による術後合併症と口腔ケア・薬物療法による口腔粘膜炎とケア・放射線療法による口腔乾燥症とケア・緩和医療における口腔トラブルとケア(非売品)』を配布予定です※
開催日時: 平成22年9月23日(木・祝) 10:00~12:30
講師: 大田 洋二郎先生
開催地: 東京
会場: 東京医科歯科大学歯学部事務棟4階特別講堂
受講料: 医師・歯科医師:事前受付10,000円 当日受付13,000円
医師・歯科医師以外:事前受付5,000円 当日受付7,000円
定員: 160名
主催: 東京医科歯科大学歯科同窓会
問合せ先: 東京医科歯科大学歯科同窓会事務局
電話:03-3814-9824
FAX:03-3815-1851
e-mail: cde-info@ikashika-dent.com
URL: http://www.ikashika-dent.com/
1.がん患者は病院でどんな口腔ケアを受けるのか
・静岡がんセンターでの口腔ケアの実際(ビデオデモ)
2.がん患者の歯科治療を安心して行うには
・何を聞くか、どこまでやれるか―その判断基準
・どう見つけるBP製剤の骨壊死
3.他職種・地域医療機関との連携の実際
・開業医もがん治療チーム医療の一員
・「がん患者への口腔ケア」がスタンダードの時代に
・「口腔ケアなしのがん治療はありえない」―内科医の視点
4.「治る患者さんではない人」を診るときのコミュニケーションスキル
・悪い実例、良い実例(ビデオデモ)
5.がん緩和ケア最前線
・看護師の口腔ケアと歯科衛生士の口腔ケア
・口内炎がしみない洗口剤

歯界展望2010年8月号掲載

<この情報は上記雑誌掲載時点での情報です。終了または変更の場合もございますので予めご了承下さい>

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