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石井歯内療法研修会 セミナーのご案内
第8回・第9回 2日間セミナー
近年、歯内療法における外科用顕微鏡の使用が注目を浴びています。アメリカでは1998年以降、歯内療法専門医の教育においてマイクロスコープは必修科目となりました。但し、この事はマイクロスコープを使用すれば直ちに成功率が上がるということを意味していません。科学的な根拠に基づいた基本的な歯内療法におけるコンセプトを深く知る事なくマイクロスコープを使用しているだけでは、歯内療法処置の成功率は上りません。
どの学問にでも例えて言えることですが幹の細い樹に、幹以上に太い枝は生えてきません。マイクロスコープは大変有用なツールである事に間違いありませんが、それは幹ではなくあくまで枝の部分なのです。専門医と一般医の成功率の差を埋める物はマイクロスコープではありません。それでは太い幹とはなんでしょう? それは明確な基本コンセプトの事です。このことはマイクロスコープ以外の他のテクニックや方法論についても同じ事が言えます。基本コンセプトなく新しい技術や知識をいくら身につけても結果は出ません。
■当セミナーの目的は
 1.科学的根拠に基づいた基本コンセプトの明確化
 2.科学的根拠に基づいた基本コンセプトに沿った最新の考え方を身につけること
 3.マイクロスコープ、MTAセメントなどを用いた米国歯内療法専門医が実際に行っている術式を知る

■講演日程
第8回
第1日目   3月 6日(土)  10:00~17:00
第2日目   3月 7日(日)  10:00~17:00
第9回
第1日目   6月 5日(土)  10:00~17:00
第2日目   6月 6日(日)  10:00~17:00

講師: 石井 宏先生
開催地: 東京都
会場: タカラベルモントセミナールーム
受講料: 52,500円(消費税込み)
定員: 25名
主催: 石井歯内療法研修会
問合せ先: 石井歯内療法研修会事務局
FAX:03-5773-1417
e-mail: ishiidental@gmail.com
■概要
●難症例 抜髄後の長引く疼痛、治療に反応しない瘻孔、その原因、対処法を考察する
●Diagnosis and Prognosis in Endodontics
 ・臨床歯内療法に必要な細菌学 ・機械的拡大 ・無菌的処置の実際 ・作業幅径の決定
 ・アクセス窩洞 ・根管洗浄 ・作業長の決定 ・根管貼薬
●Prevention against Bacterial Invasion 1 -Obturation-
 ・根管充填
●Prevention against Bacterial Invasion 2 -Crownal Restoration-
 ・歯冠側からの漏洩
 ・歯内療法処置歯の修復
●その他
 ・Cracked Tooth Syndrome
 ・MTAセメントの応用
 ・マイクロエンドサージリー

歯界展望2010年1月号掲載

<この情報は上記雑誌掲載時点での情報です。終了または変更の場合もございますので予めご了承下さい>

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