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第3回看護のための口腔ケアセミナー
-肺炎とたたかう!実践的口腔ケア- 看護のための口腔ケア
参加のおすすめ『肺炎とたたかう口腔ケアの真髄です!』
 今現在、多くの施設で様々な口腔ケアのマニュアルが作成されています。口腔ケアの回数は一日1回としている施設もあれば、二時間おきに口腔ケアを行っている施設もあります。すべての人に電動歯ブラシを使用するといった施設もあれば、綿棒で清拭するだけの施設もあります。また消毒薬を使用している施設もあれば、使用していない施設もあります。これらに関して、そんなことはとても無理と考える方もいらっしゃるでしょう。また反対にそんなケアでは駄目と考える方もいらっしゃるでしょう。
 しかしよく考えてみると、口腔ケアは処置または手技であって疾患やそれに対する治療ではありません。つまりある特定の疾患に対する診療ガイドラインを作成するように口腔ケアのマニュアルをつくるというのではなく、口腔ケアを行うためのアセスメントとプランニングのマニュアルを作成するというのが本当は必要なのです。
 今回のセミナーでは口腔ケアに関するアセスメントとプランニングについて重点をおきました。それに必要な様々な症例ごとの対応について実例を供覧しながら、その対応をご一緒に考えていきます。
(1)口腔ケアに関するアセスメントとプランニングの基本を押さえること
(2)口腔ケアを行うときの様々な問題の解決方法をできるだけたくさん持ち帰っていただくこと
 上記2点を中心に、明日からすぐに個々の患者様に最適で、効率のよい口腔ケアを提供できるようになっていただき、また職場においてわかりやすく伝達、実践できることを目標にします。
 このセミナーが少しでも口腔ケアを武器に肺炎とたたかっている皆様のお役にたてれば幸いです。たくさんのナースの方々とお会いできることを楽しみにしております。
開催日時: 神戸会場◆2009年 8月 2日(日) :神戸クリスタルタワー3階クリスタルホール
東京会場◆2009年 9月 6日(日) :日本教育会館707会議室
講義時間 9:30~16:20
主催
問合せ先:
医学の友社
担当:セミナー受付係
電話:06-6231-0087
FAX:06-6231-0082
e-mail: seminar@igakunotomo.com
プログラム
1.口腔ケア その目的
 1)口腔ケアって何ですか? 2)なぜ口腔ケアは難しいのか-口腔ケアは看護研究には不向きです。 3)究極の口腔ケア 4)これだけは知っていて欲しい基礎的事項
2.口腔ケア アセスメント・プランニング
 1)歯と歯肉の観察 2)口唇、頬、舌の観察 3)舌下、口蓋の観察 4)義歯の観察 5)食事の観察
3.口腔ケア その準備
 1)環境の整備をどうするか 2)リスクマネージメントについて 3)いよいよ感染予防について
4.口腔ケア
 1)口腔ケア用具の使い方 2)義歯の取り扱い 3)含嗽剤の基礎 4)開口器の使い方 5)実習 6)歯科疾患と全身との関わり
5.口腔ケア 症例で具体的に理解しましょう!
 1)口腔乾燥のある場合  2)出血傾向がある場合  3)認知症  4)がん治療中の場合 5)脳卒中後遺症の場合 6)胃瘻患者の場合 7)気管挿管されている場合
※必ず手鏡をご用意ください
※昼食は各自ご用意ください

デンタルハイジーン2009年7月号掲載

<この情報は上記雑誌掲載時点での情報です。終了または変更の場合もございますので予めご了承下さい>

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