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ICOM-Japan セミナー 2019
TMD症例の咬合治療と咬合医学
 最近、あごの不具合、痛み、雑音、開口障害など顎関節内障に関連する症状を訴えて歯科に来院する患者が増加してきている。これらの患者への対応で苦慮している歯科医師や各歯科医院も多いのではなかろうか。かつて、これらの顎関節にかかわる問題と咬合とはあまり関連性はないという意見が主流を占める時代があったが、今世紀の始まり(2000年)前後から再び咬合の重要性が認識されるようになってきた。21世紀になってすでに20年が経過したが、近年のナソロジーの動向ではTMD患者の根本的問題は、咬合によって誘導される下顎の偏位(あるいは下顎頭の偏位)にあることが認識されつつある。また下顎の偏位に伴って脳の大脳辺縁系、とくに偏桃体が賦活され、さらに頭痛、首、肩の凝り、腰の痛み、自律神経症状などが誘発されることなどが明らかにされつつある。これらのことを踏まえると咬合治療において最も重要なのは下顎位の治療ということになってくる。
 さて、今回のICOM-JapanセミナーではとくにTMD症状を伴っている顎機能障害患者の診断、治療計画、咬合治療の実践、さらに咬合医学的背景などについて先端的アプローチを中心に討論したいと考えている。
開催日時: 2019年12月1日(日)10:00~17:00(受付開始時間9:30)
講師: ICOM-Japan会長 佐藤貞雄先生
青木 聡先生  Markus Greven先生  森本淳史先生  中山尚仁先生  長谷川篤史先生
開催地: 大阪
会場: 白水貿易株式会社 大阪本社6Fホール
受講料: 歯科医師 ¥22,000(昼食・消費税込)  歯科技工士 歯科衛生士 ¥11,000(昼食・消費税込)
主催: 白水貿易株式会社
問合せ先: 白水貿易(株)研修会係
電話:06-6396-4411
FAX:06-6396-4468
後援:ICOM-Japan(国際咬合医学研究会 日本支部)

歯界展望2019年10月号掲載

<この情報は上記雑誌掲載時点での情報です。終了または変更の場合もございますので予めご了承下さい>

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