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協和デンタルラボラトリー主催 東日本大震災チャリティー講演会

   6月5日(日),秋葉原UDXシアター(東京都千代田区)にて,標記講演会が開催され,全国より172名の歯科技工士・歯科医師が参加した(主催:協和デンタルラボラトリー,代表取締役:木村健二氏).

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   本講演会は,東日本大震災のチャリティイベントとして企画されたもので,患者の笑顔を創る歯科技工という仕事を通して少しでも復興に協力したいという意図のもと,目に見える形での支援として,収益は被災地の歯科技工士学校に寄付する旨,イベントに先立ち木村氏より報告された.

   本講演会のメインテーマは,「これからの時代とどう向き合うか―協和デンタルの100を出し切ります」.
   超高齢化社会における歯科技工の存在意義は? CAD/CAMを中心としたデジタル化の波,材料・技術の目まぐるしい革新に歯科技工所あるいは歯科技工業界はどのようなスタンスで臨むべきか? ――あらためて歯科技工の存在価値を見つめ直す試みとなった.

   「潮流」とのテーマで講演を行った中島賢氏(大信貿易株式会社代表取締役)は,IDS2009およびIDS2011におけるトレンドを紹介するなかで,特に他業種の歯科業界への参入が今後の最大のインパクトになるであろうことを強調された.
   木村氏からは,同ラボのこれまでの歩みと,これからの経営におけるコンセプトが紹介された.「患者を中心に据えた歯科医療」を実現するなかでの歯科技工の存在を常に意識していくことが,患者の笑顔と健康への貢献となることがあらためて強調された.
   続いて,同ラボの気鋭のテクニシャンより,CAD/CAM,審美技工,インプラント技工,歯冠修復,デンチャー技工などさまざまな領域について,同ラボの技術が余すところなく披露された.

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