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第22回日本審美歯科協会講演会開催される Minimize
Location: Blogs歯科界ニュース学会・研究会レポート    
2007/03/13 15:23

 3月11日(日),福岡市の福岡県歯科医師会館にて,約300名を集めて標記講演会が開催された.テーマは「温故知新」.ベテランの会員による長期症例のプレイバックにより,良好な予後を得るための貴重な視座が提示されるとともに,過去を踏まえながら新たな技術を駆使して治療にあたる,若手から中堅会員のプレゼンテーションが展開された.

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 午前の会員発表では荒木秀文氏(福岡県開業)が「ボンデッドポーセレンレストレーションによる審美治療」,南 清和氏(大阪府開業)が「Longevityを考慮したポーセレンメタルフレームワーク」,渡辺隆史氏(福島県開業)が「MIコンセプトにおけるM.T.M.の有効性」と題して,それぞれ講演.技術の発展により新たに可能になった治療オプションを,自在に,確実に応用し,審美的な治療を実現する手腕が披露された.海外からは韓国の呉 賢氏が重度歯周炎への対応,台湾の胡兆仁氏がインターディシプリナリーアプローチについて,それぞれの国情を踏まえて発表した.

 午後は「ベテラン会員による症例プレイバック」として,福岡県開業の糸瀬正通氏,同県開業の下川公一氏,熊本県開業の添島義和氏の3名が登壇した.
 糸瀬氏は,本協会設立の経緯から説き起し,現在に至る審美歯科の流れを総括.未来の歯科医師の研鑽,仕事のあり方についても提言を行った.下川氏は20年前に出版された書籍のなかの3症例について,その長期経過を報告.当時の治療の問題点を振り返り,反省しながら,会場の参加者に対して多くのヒントを提供した.添島氏は長期的に維持安定しているインプラントとそうでないものを,術式,材料などの視点から振り返り,科学的根拠に基づくインプラント治療のために歯科医師が考慮すべきことを,整理した.

 今回の発表会は,長年にわたりベテランが築き上げてきた素晴らしい実績の上に,積極的な若手の挑戦が蓄積されるという,本協会の底力を見せつけるものとなった.次回発表会は韓国に舞台を移して行われる予定であり,日本国内にとどまらない会員のさらなる活躍が期待される.

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