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日本接着歯学会 2022年度 第1回学術セミナー 開催される
 2月5日(日),日本接着歯学会が主催する標記ウェビナーが開催された.
 はじめに高見澤俊樹氏(日大)が「接着修復の最前線―接着修復材料のユニバーサル化がもたらすもの―」と題し,近年臨床応用の広がるユニバーサルシェードコンポジットレジンについて,色調適合性や機械的性質,研磨特性は製品ごとに異なり,適応症の判断や適切な研磨が成否を分けるポイントになると指摘.またユニバーサルアドヒーシブやユニバーサルプライマーなど接着システムのユニバーサル化によって操作の簡便化・時短化・材料管理の容易化が図られる一方,こちらも症例の見極めや適正な使用方法の理解が重要になると述べた.
 次に鷲野 崇氏(愛知県)が「接着修復の臨床―直接CR修復と間接修復―」と題し,直接CR修復におけるポイント(防湿,エナメル質へのセレクティブエッチング,メーカー指示を順守した塗布・エアブロ―操作,十分な光照射)ならびに,間接修復における接着操作の各工程(防湿,窩洞清掃,リン酸エッチング,プライマー塗布,セメンティング,光照射)における臨床的ポイントについて,臨床例やエビデンスの図解を交えて平易に解説した.

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