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2017年 臨床歯科を語る会 開催される
 7月7日(金)~9日(日),クロス・ウェーブ府中(東京都府中市)にて,2017年臨床歯科を語る会が200名の参加者のもと開催された.
千葉英史氏(千葉県)による開会挨拶
 7日(土)は,まず小野仁資氏(愛知県),三上 諭氏(新潟県),三箇 満氏(新潟県),朝倉健太郎氏(東京都),羽田裕二氏(東京都)の合計5名の会員による新人発表が行われた.いずれも丁寧な治療と臨床上の現象について真摯な考察を展開し,会場から高い評価の声が相次いだ.
 続いて行われた全体会では「私の歯科臨床へのこだわり」と題して松井宏榮氏(神奈川県)が講演.紹介された臨床ケースは,いずれも患者との深い信頼関係が構築されたうえでの長期経過であり,“良き師と出会う,ハングリーであれ,自分で考える”という松井氏のこだわりが感じられる講演であった.
講演中の松井氏
 午後の部では,石川福太郎氏(千葉県),高野遼平氏(新潟県),片山建一氏(熊本県),若松尚吾氏(東京都)によるポスター発表が行われた.口腔内で生じている現象,病因およびその背景を,日々の臨床における徹底的な観察に基づいた視点から語られ,会場は大いに賑わった.
 続いての分科会は,「欠損歯列におけるディープオーバーバイトへの対応」「歯周病治療後の動揺歯への対応」「歯根破折を再考する」の3テーマについて,3会場に分かれて行われた.いずれも発表者・参加者を交えた活発なディスカッションが展開された.
 「歯周病治療後の動揺歯への対応」では,“部分的な動揺歯への対応”“全顎的な動揺歯への対応”“インプラントを利用した対応”を論題として,動揺歯に対してのさまざまなアプローチの可能性について議論された.
 「歯根破折を再考する」では,メインテナンス患者におけるトラブルとしての歯根破折がテーマ.統計データにみる傾向を整理するとともに,さまざまな歯根破折の様相から予兆の見極めに関する検討を行い,歯根破折予防の可能性についてまでディスカッションが行われた.
ポスター発表(左),分科会(右)
 3日目の全体会「スタディーグループ・オープンケースプレ」では,3つのスタディグループが,それぞれの例会の様子を再現.登壇した山口英司氏(熊本県,KDM),苅谷憲明氏(岐阜県,救歯会),猪狩寛晶氏(福島県,火曜会)の3名が,いずれも欠損歯列への対応が求められるケースについて発表を行い,各グループでのディスカッションも再現された.スタディグループによる欠損歯列の診断,治療方針立案の特徴が浮き彫りになったほか,症例検討の方法論まで話題が及んだ.
オープンケースプレでは会場を交えたディスカッションが行われた
 また,連日開催された夜の部では,押見 一氏(東京都)による「私の臨床を支えてくれているもの~そのルーツ~」や,鷹岡竜一氏(東京都)・熊谷真一氏(静岡県)を相談役とした「若手症例相談の部屋」など,深夜までディスカッションが繰り広げられた.