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公益財団法人8020推進財団学術集会 第14回フォーラム8020 開催される
11月19日(土),日本歯科医師会館において,標記の学術集会が開催された.今回はテーマを「超高齢社会における8020運動」とし,8020運動とフレイル,オーラルフレイルが主なトピックとして取り上げられた.
 最初に基調講演として「より早期からの包括的フレイル予防戦略」の演題で飯島勝矢氏(東京大学高齢社会総合研究機構)が登壇.氏が取り組んだ「柏スタディー」などの成果をもとに,フレイル,オーラルフレイルといった概念を紹介.フレイル予防を国民運動をすべく,その運動論について語った.
 続く講演では,厚生労働省医政局歯科保健科の高田淳子氏による「高齢者に対する歯科保健施策」として,厚生労働省が構想している今後の医療提供の形(地域包括ケアシステム)と,それに沿った歯科保健分野のあり方について説明がなされた.
 3番目に登壇した平野浩彦氏(東京都健康長寿医療センター歯科口腔外科)は「オーラルフレイルとは-いまなぜフレイルが注目されるのか-」をタイトルに,「危険な老化の早期発見・早期対処」を目的とする介護予防事業とそれに連なるフレイル予防,そしてオーラルフレイルがどのようなものであるのかを示した.
 続いて,宮﨑秀夫氏(新潟大学大学院医歯学総合研究科)は「歯を残すことは健康寿命の延伸に貢献するか?」をテーマに,歯科と関わりのあるさまざまな論文を取り上げ,歯科と慢性疾患や寿命などの関係を解説.歯の喪失と,今回のテーマであるオーラルフレイルなどのつながりを解き明かした.
 最後に深井穫博氏(公益財団法人8020推進財団)が「歯科患者および地域住民を対象とした歯科医療の健康増進効果-調査結果の概要-」として,8020財団がこれまでに行ってきた「歯科医療による健康増進効果に関する調査研究」について解説.歯科医療の健康増進への寄与を説明した.
 5人の演者が登壇したシンポジウム「超高齢社会における8020運動」では深井氏が座長となり,これまで一定の成果を上げてきた8020運動の今後の展開や,フレイル・オーラルフレイル予防をどのように進めるべきか,その対象者や啓発のタイミングなどについて議論が交わされた.
シンポジウムに臨む各氏