Ishiyaku Dent Web

　7月16日（土），17日（日），高知市文化プラザ かるぽーと（高知市）にて標記大会が開催され，SJCDの全国12支部を代表する15名の演者が，「コンベンショナルレストレーション」「審美修復治療」「インプラント治療」のテーマごとに発表を行った（大会長・岸本省三氏/四国SJCD会長）．

[コンベンショナルレストレーション]

「顆頭を考慮した咬合挙上」（安立圭志氏・北陸SJCD）
「顎関節症状を伴う下顎左側偏位症例に対して補綴的に治療を行った一症例」（守　篤彦氏・東北SJCD）
「Comprehensive Treatment Planning of Debilitated Dentitions」（構　義徳氏・東京SJCD）
「前歯部クロスバイト症例に対する咬合再構成の一例」（山岡義孝氏・北海道SJCD）
「The Management for The Complex Prosthesis on Severe Periodontitis Patient with TypeⅡ Diabetes」（村田雅史氏・新潟SJCD）


[審美修復治療]

「咬合再構成 ～顎位とトゥースポジションに着眼して～」土井守雄氏（京都SJCD）
「中等度～重度酸蝕症患者に対する病因とそれに基づく治療介入の時期と低侵襲な治療計画」（吉木雄一朗氏・名古屋SJCD）
「修復治療の目的を達成するためのプロビジョナルレストレーションの重要性」（上野貴士氏・大阪SJCD）
「外科的・補綴的手法を駆使した審美的な歯肉ラインの構築」（小田師巳氏・広島SJCD）
「Life Changing Dentistry」（徳田将典氏・福岡SJCD）


[インプラント治療]

「Managing Congenitally Missing Lateral Incisor,using the Implant and Orthodontia」（名取　徹氏・福岡SJCD）
「Prosthetic procedure of fixed Implant-supported Prostheses in the edentulous Maxilla -A case report-」（山崎　治氏・東京SJCD）
「ヘビーブラキサーにインプラントを用いた咬合再構成」（勝部義明氏・大阪SJCD）
「自家歯牙移植の長期経過症例から歯根膜の重要性を考える」（佐藤俊一郎氏・熊本SJCD）
「ヘビーブラキサーの咬合安定を目指して」（金崎伸幸氏・四国SJCD）


　発表では審美修復治療のみならず，咬合再構成，咬合挙上，ブラキシズム，酸蝕症など，近年注目を集めているテーマも取り上げられ，活発なディスカッションが繰り広げられた．

　2日間の発表後には表彰式が行われ，特別賞に小田師巳氏，3位に徳田将典氏，2位に構　義徳氏，1位に山崎　治氏が選ばれた．2年に一度開催される本会だが，次回は2018年7月に金沢にて開催予定である．