8月1日(土),神戸ファッションマート(神戸市)にて,第2回 近未来オステオインプラント学会 総会・学術大会が開催された.
糸瀬正通氏(福岡県開業)が会長を務める同学会は,15年近くに渡って氏らが講師となって行っている,インプラント治療コースの修了者を主体としたスタディグループ IPOI(Institute for predictable osseointegration in Implantology)臨床研究会が元となっており,現在は,会員数700名以上を擁するNPO法人として,インプラント歯科医学の向上を目指してさまざまな活動を行っている.
同日は,午前中に総会が行われ,活動・決算報告,予算承認などがなされ,会員の増加に対応して,新たに東北支部が設立されることとなった.また,次回(第3回)以降の総会・学術大会は東京にて,毎年7月の第1土曜日に行われることが決まった.

午後からは,各支部から選ばれた会員17名により,インプラントを切り口として,骨に加わる応力分析といった基礎研究から,埋入時期やGBRにおける骨補填材の選択によってインプラント治療の予知性を高める試みなど,多彩なテーマの発表が行われた.
発表終了後には出席した会員による投票が行われ,最優秀演題には,「矯正とインプラント治療を併用した症例」をテーマに発表し,インプラント治療のみならず,根管治療,矯正治療など治療全般の技術の確かさ,患者の要望に応える姿勢などが高く評価された,山口康介氏(IPOI長崎支部・長崎県開業)が選ばれた.

左より元永三氏(副会長),山口氏,糸瀬氏,山道信之氏(副会長)