Ishiyaku Dent Web

歯科医師・歯科技工士・歯科衛生士のポータルサイト

「第88回河邊臨床教室 定例講演会」開催される

6月14日(日),血脇記念ホール(東京都千代田区)において標記講演会が開催され,歯科医師,歯科技工士,歯科衛生士ら約70名が参加した.

 

河邊臨床教室とは,故・河邊清治氏の門下生が中心となって結成したスタディグループで,同氏が提唱した総義歯理論と臨床を通じた国民福祉の向上を目的として年2回の定例講演会や年6回のミーティングを行っている.

 

今回は「患者さんに良質な医療を提供するために─来院から義歯が作られる工程に沿ったコ・デンタルスタッフの役割─」をメインテーマとし,酒井勝衛氏(横浜市緑区/酒井歯科医院開業),戸田 篤氏(茨城県守谷市/ラボ開業),竹野里美氏(相模原口腔保健センター)らがそれぞれ歯科医師,歯科技工士,歯科衛生士の立場から総義歯製作の各ステップにおける作業の要点を示した.また「歯科技工士は患者と接する機会がほとんどないため,歯科医師が技工指示書に具体的な指示を記入したり,歯科衛生士が患者との会話や観察から得た情報を積極的にラボサイドへ伝えたりするとよいのではないか」(戸田氏)といった、総義歯臨床の質の向上のために3者の連携の緊密化を促すアドバイスなども演者各氏から語られた.

また,今回の講演会では事前に会員を初めとする歯科技工士,歯科衛生士に対し「義歯製作に必要な職種間の情報のやり取り」の現状を探るための自由記述式のアンケートを募集し,そこから浮き彫りになったコデンタルスタッフが抱える疑問点に対し、腰原 好氏(東京歯科大学名誉教授)と愛知徹也氏(東京都千代田区/デンタルパーラー愛知歯科開業)がコメンテーターとして適宜回答・解説するという異色の企画も盛り込まれるなど,「歯科医師,歯科技工士,歯科衛生士がそれぞれの作業内容を知ることがチーム医療実現への第一歩となる」という本会の掲げるコンセプトが随所で感じられる会となった.

 

web.jpg

■他のニュース記事をさがす

日付から記事をさがす
<2026年6月>
31123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
2829301234
567891011
キーワードから記事をさがす

人気の歯科書籍(キーワード別)

歯科雑誌 最新号